AIに絵を描かせてみました
画像生成AI“Midjourney(ミッドジャーニー)”を使ってみました。
ミッドジャーニーというのはpcやスマホからAIに言葉で指示を出し画像を生成してもらうというサービスで、指示次第ではプロのイラストレーターも唸るようなハイクオリティな画像を一瞬で仕上げてしまうということで、デジタルイラスト界隈では昨年末くらいから話題になってました。
どのくらいのことができるのか、自分の創作活動に活用できるのか、はじめてミッドジャーニーを触ってみた感想をnoteします。
使い方はディスコードというSNSから生成したい画像のイメージを入力するだけ。より詳細に指示することでイメージに近い画像を考えてくれるようです。(詳しい使い方はたくさんのブログで紹介されているので割愛します)
まずはテストということで私がデザインしたステッピーの画像を描いてもらうことにしました。
描いてもらうイラストのイメージを言葉にします。
「テールコートを着た顔が燕の男。」
これを翻訳ソフトで英語にします。
「A man with a swallow in a tailcoat.」
ワードをミッドジャーニーに打ち込み生成実行。
出てきた画像がこちら!
・・・かなりクオリティの高い画像が出てきましたが、ステッピーには程遠い感じ(笑)。
「太った燕(a fat swallow)」「漫画風(Manga style)」「社交ダンス(ballroom dance)」などより詳細にワードを足していきます。
なかなかクセがあるようです(笑)。
少し触ってみた感想は、まず「使える!」です。
ちょっと慣れればめちゃくちゃ簡単に画像を作ってくれるサービス。言葉で伝わりにくいイメージやニュアンスを視覚化してくれるのはチームで動くクリエイターにとっては非常に使い勝手の良いのツールになると思います。
また使い込めば、商用のポスターや挿絵にも使えそうですし、その気になれば絵本や漫画も作れそうです。
さて、AIが人の仕事を奪うという話もよく耳にします。このミッドジャーニーはどうでしょう。
今回何度かチャレンジしましたが結局ステッピーの画像を描くことはできませんでした。0からデザインを作り上げるのには向いていない。「どこかで見たことあるようなデザインや構図」を描かせたら人間より素早く、高品質な物を作り出せるという特性を持ったツールのようです。
例えば写真機の発明により写実性の高い絵画より抽象画の需要が高まったように、テクノロジーの発達によってクリエイターに求められるものも変わっていきます。テクノロジーを拒否した発展はありません。クリエイターはテクノロジーをうまく取り入れつつ、よりオリジナリティを求められるようになるのだと思います。
AIの性質を見極め自分の創作活動にうまく組み込んでいけると良いな思いました。
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