自己紹介と当競馬データ分析活用法

競馬データアナリストのだんちょーと申します。これから、もしくはこれからも何卒よろしくお願い致します。

自己紹介に加え、よく届く質問の１つであるだんちょーが公開するデータ分析の活用方法について説明したいと思い、この記事を書きました。
長いかもしれませんが、ごゆるりとご覧頂ければと思います。

自己紹介

競馬データアナリストを名乗る通り、競馬のデータ分析が主体の予想をしていますが、予想家ではなく分析家です。

現在28歳、競馬ファン歴24年、馬券購入歴５年目です。
趣味は競馬、野球、美味しい食事処の発掘です。
野球では甲子園出場経験があります。

幼い頃から祖父の影響で競馬が好きでしたが、最も魅力されたのはゲームの世界でしか見たことがなくて現実では絶対にありえないと思っていたディープインパクトの末脚を見た時です。

元々は騎手、馬の成績、ネームバリュー、実績、馬場状態、枠順で予想していて当たるには当たるのですが、年間収支で考えた時に的中率は10%前後で回収率は110%程度と、回収率と的中率のバランスが取れず、的中率30%＆回収率130%を目標にデータ分析を始めました。

元々、野球でもキャッチャーとピッチャーをやっていた為、データ収集～分析、駆け引きが好きだった事も理由の１つです。

最初はデータ分析をやっている方達の分析方法を参考に行ってみたりしましたが、『実質○頭立て』『馬券の軸』程度しか分からず、結局勝ち馬が分からなかったり相手が抜けていたりして、当てようとすると点数が増えてしまったりしていた為、当たらないか回収出来ないかのどちらかばかりの競馬人生が続きました。

その後、TARGETにも手を出しましたが、そもそも扱いきれず役に立ちませんでした笑笑

データ分析の結果を出しても、結局馬券は自分の直感。
運も感覚も優れないだんちょーにはそれがすごく難しいと思っていて、『データ分析の結果のまま馬券を組むにはどうしたらいいか』ということをずっと考え試行錯誤してきました。

そしてたどり着いたのが、レース傾向データ分析や馬１頭１頭のデータ分析など、個人的に考えられる全てのデータ分析を総合的に分析し、指数化する事です。

TARGETなどは使いこなせないので全てExcelに手入力して分析～指数化までを行っています。

次項で当データ分析の活用法を紹介します。

当データ分析活用法

基本的にだんちょーが公開するデータ分析はブログ上で無料公開しているレース傾向データ分析とnoteで有料公開している総合的に分析した結果のだんちょーデータ指数(DD指数)の２つです。
有料公開では指数から導き出された予想印と買い目も公開していますが、ここでは割愛します。

本当は全てのデータ分析を公開したいのですが、分析方法が丸パクリされることが懸念されることや、分析にかける時間が長すぎて全て公開しきれないといった理由があり、全ては公開していませんし出来ません。

ここでは無料公開しているレース傾向データ分析についての説明と、有料公開しているだんちょーデータ指数の活用法を説明させていただきます。

まずはレース傾向データ分析についてです。

１.レース傾向データ分析活用法
主にブログ上で公開していて、データサンプルの多い重賞でのみ行っている分析です。
大まかに消去データ、好走データ、特注データ、勝馬データ、穴馬データの５つに分かれています。
内容と活用法については以下の通りです。

《消去データ分析》
過去10年間に馬券絡みのない傾向の共通点から全体的な馬券対象馬を見つける分析。
『１頭だけ馬券に絡んでいますが基本的に厳しいデータとなっていますので～』のような甘えた分析ではなく、１頭も馬券に絡んでいないパターンを見つけている為、基本的に７頭前後になり、頭数が多くなり易いが的中率を考慮した全体的な馬券対象馬を探る分析なので無理に絞る様なことはしていない。

《好走データ》
過去10年間に馬券を占有したおおよそ80%以上(30頭中24頭)に共通したパターンを探った分析で消去データで馬券対象馬となった馬の中から主体となる馬券対象馬の選出を行う。
稀に、新たに馬券対象となる馬が出てくる。

《特注データ》
過去10年間において、毎年最低でも１頭馬券絡みまたは、連対した馬の共通点を探る分析で、消去データ・好走データの中から連軸または複軸などの馬券の２列目の選出を行う。

《勝馬データ》
その名の通り過去10年間の勝ち馬の共通点を探り、馬券の頭を探る分析で、消去データ・好走データの中から馬券の１列目となる馬を見つける。

《穴馬データ》
過去10年間において、６番人気以下または７番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通点を探る分析。

《レース傾向データ分析の使用例》
レース傾向データ分析はそのまま馬券に当てはめることが可能で、どの券種にも対応出来るように分析しています。
これにより、感覚や主観を無視して馬券を組むことが可能です。

使用例
・勝馬データクリア馬
単勝・複勝、その他の全券種の馬券の１列目や馬券の軸として。

・特注データクリア馬
複勝、馬連・枠連・ワイド・３連複の軸、その他の全券種の馬券の２列目や相手として。

・好走データクリア馬
馬連・枠連・ワイドなど２頭系馬券の相手として、また、３連複・３連単の３列目に。

・消去データクリア馬
３連複・３連単の３列目として。

・穴馬データクリア馬
他レース傾向データに該当していないか消去データ分析にしか該当していない場合は３連複・３連単の３列目に。
好走データ以上をクリアしていれば、当該レース傾向データクリア馬と同義の扱いとして。

２.だんちょーデータ指数(DD指数)活用法
だんちょーデータ指数はレース傾向データ分析を含め、全てのデータを総合的に分析し、指数化したものです。

指数上１位となった馬をデータオブマスターホース(DOM馬)として扱い、絶対的な軸として扱います。
レース傾向データの勝馬データ分析をクリアしていれば馬券の１列目に、特注データ分析クリア以下であれば馬券の軸として活用出来ます。

また、以下に５レース分の例としてだんちょーデータ指数の馬をお見せしますが、３位までの馬の中から２頭以上馬券に絡むことが多いのが大きな特徴です。

小倉２歳Ｓ

セントウルS

ローズＳ

セントライト記念

オールカマー

オールカマーは３位以内から馬券に絡んだのはミッキースワローのみだし、データオブマスターホースのウインブライトは惨敗するしでダメダメでしたが、スティッフェリオも馬券対象馬となっており完全に的外れでは無いことがわかると思います。

また、画像内で『馬券対象となる90点以上を表示』という記載が見えるかと思います。

だんちょーデータ指数はあくまでも傾向として例外もありますが…

『160点を超えた馬が連対しやすい』『120～159点の馬が複勝率が高く、連対の可能性もある』『90～119点の馬の中から展開次第で１頭だけ馬券に絡む可能性がある』という４つの傾向があります。

なので、データオブマスターホースを馬券の１列目に、160点以上を２列目に、120点以上全てと点数を考えて90点以上の中から何頭かを３列目にというのが分かりやすい活用例です。

また、レース傾向データ分析をクリアしていても総合分析の結果で90点を超えていなければ、馬券に絡む確率はガクッと下がるので、90点未満となった馬はたとえレース傾向データをクリアしていてもバッサリ切っています。

有料公開の分析結果をご覧頂いた場合はこの様に活用して頂けるとより簡単に馬券の選定や、購入が可能になるかと思います。

だんちょーが行っているデータ分析それから成される予想はあくまでも、主観・経験・感覚を度外視したやり方です。

これにより、外れた時の自分自身への言い訳と次の分析内容の開拓が可能です。

例えば先程挙げたオールカマーのデータオブマスターホース、ウインブライトが凡走したのは個人的にある程度予測してミッキースワローとスティッフェリオのワイドの保険も買っていました。

ウインブライトを買っていた方は何故負けた？という方が多いかも知れません。

だんちょーはウインブライトの凡走は『海外帰り+前走レコードV』が影響していると思っています。

ちゃんと計算した訳ではありませんが、近年の海外帰りの馬や、前走レコードＶの馬は凡走傾向が強く出ています。
ウインブライトを買って馬券を外した方は『海外帰りと前走レコードＶを考慮していなかった』と言い訳して、次に活かせるのではないでしょうか。

オールカマーのnoteでは時間が足りず解説を行うことが出来ませんでしたが、だんちょーのnoteではこの様な事も解説した上で、『だから今回の馬券はこう組んだ方がいいのでは？』という所まで解説しています。

さいごに

だんちょーはデータ分析は一流だと自分では勝手に思っていますが、馬券予想はまだまだ未熟者です。
それでも、皆さんの馬券の組み立てや、軸馬～穴馬の選出のお役に立てるよう日々分析を微調整しながら努力しています。
そんな段階なので、予想家ではなく分析家と名乗っています。

有料のnoteは決して安いものではありません。
それでも、例え馬券予想が外れていたとしてもお役に立てる情報は載せているつもりです。

有料noteは買いたくないという方もいると思います。
そんな人の為に無料ブログも公開してレース傾向データ分析をご覧頂けるようにしています。

まだまだ、絶対的に役に立てているとは思っていませんが、これから１歩ずつそういう方向に近づき、皆さんがだんちょーに頼らずとも予想したり分析したりできる時代が来ることを願っていますし、そうなれるように少しでもお手伝い出来たらと思います。

最後になりますが、こんなだんちょーを今後とも何卒よろしくお願い致します。