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【初心者でもわかる!】FXの専門用語完全ガイド

FXの世界に足を踏み入れると、まるで暗号解読ゲームのような専門用語が飛び交い、頭が真っ白になる経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

しかしご安心ください!この記事では、FXでよく使われる専門用語を、初心者でもわかるよう、丁寧に解説していきます。

この記事を読み終える頃には、あなたもFX用語マスターとなり、チャート分析や取引戦略をより深く理解できるようになるでしょう。

目次

  1. 注文の種類

  2. ポジション

  3. レート

  4. スプレッド

  5. Pips

  6. マージン

  7. ロット

  8. スワップ

  9. チャート分析用語

  10. その他

1. 注文の種類

FXで取引を行うには、まず注文を出す必要があります。注文には大きく分けて2種類あります。

  • ロング:将来、その通貨の価値が上がると予想して、今買っておく注文です。

  • ショート:将来、その通貨の価値が下がると予想して、今売っておく注文です。

ロングの注文を出したら、その通貨の価格が上昇すれば利益を得ることができます。逆に、ショートの注文を出したら、その通貨の価格が下落すれば利益を得ることができます。

  • 成行注文(Market Order):価格を指定せずに、現在の市場価格で即座に注文を実行する方法です。

  • 指値注文(Limit Order):価格を具体的に指定して注文を実行する方法です。

    • 買い(ロング)注文の場合は、指定した価格以下で通貨を買いたいとき(例えば、現在の価格が150円で、149円になったら買いたい場合)は149円に指値買い注文を出します。

    • 売り(ショート)注文の場合は、指定した価格以上で通貨を売りたいとき(例えば、現在の価格が150円で、151円になったら売りたい場合)は151円に指値売り注文を出します。

  • 逆指値注文(Stop Order):あらかじめ設定した価格の条件に到達したときに、自動的に注文が発注される方法です。

    • 保有しているポジションに対し、価格が不利な方向(買いの場合は現在よりも高い価格、売りの場合は現在よりも安い価格)に動いた場合に、自動で損切り(SL)を行うために使用します。

    • 保有しているポジションに対し、価格が有利な方向(買いの場合は現在よりも安い価格、売りの場合は現在よりも高い価格)に動いた場合に、自動で利益確定(TP)を行うために使用します。

    • 新規でポジションを保有する場合は、指定した価格以上で通貨を買いたいとき、または指定した価格以下で通貨を売りたいときに逆指値注文を出します。


2. ポジション

実際に注文を出し、その注文が約定(成立)した時に、「ポジション」って呼ばれる状態になります。つまり、「今、この通貨を◯枚◇円で持っている状態」という意味です。

ロングでポジションを持ったら、その通貨の価値が実際に上がれば利益になりますが、下がれば損失になります。

  • 買いポジション:ロングのポジションのことです。

  • 売りポジション:ショートのポジションのことです。

  • クローズ:ポジションを解消(利確 or 損切)することです。

3. レート

FXでは、通貨の価値を表すために「レート」という言葉をよく使います。レートは、1通貨あたりの別の通貨の価格を表します。

例えば、1ドル110円というレートは、1ドルを買うために110円が必要という意味です。

レートには、「ビッドレート」と「アスクレート」の2種類があります。

  • ビッドレート(Bid):買い手にとって有利な価格です。

  • アスクレート(Ask):売り手にとって有利な価格です。

4. スプレッド

スプレッドとは、ビッドレートとアスクレートの差のことです。スプレッドは、FX業者の利益となるため、スプレッドが狭ければ取引コストが低くなります。

※ 1ドル110.00円/110.10円のレートの場合、スプレッドは0.1円となります。

5. Pips

Pipsは、「Percentage in Point」の略称で、為替レートの最小変動単位を表します。日本語では「ピップス」と読みます。

Pipsには、「標準ピップス」と「ポイントピップス」の2種類があります。

  • 標準ピップス:小数点第4位までをピップスとして扱う最も一般的な方法です。EUR/USDのレートが1.1234から1.1235に上昇した場合、1ピップス上昇したと言えます。

  • ポイントピップス:小数点第2位までをピップスとして扱う米ドル円など、小数点第2位までの取引で使用されます。例えば、1ドル110.00円というレートで取引を行い、その後、1ドル110.01円にレートが変動した場合、1ピップス変動したと言えます。

つまり、Pipsは為替レートの「何円上がった/下がった」ではなく、「何%変動した」という視点で変動幅を表す指標なのです。

6. マージン

マージンとは、取引に必要な証拠金のことです。マージンは、取引額の一定割合で必要となります。

例えば、1万ドルの取引をする場合、証拠金として1000ドルが必要となるケースがあります。

証拠金率:取引額に対して必要な証拠金の割合のことです。

7. ロット(Lot)

ロットとは、取引する通貨の単位のことです。ロットは、1万通貨を基本単位とします。

例えば、1ドル110円で1ロット(1万ドル)のロング注文を出すと、110万円の証拠金が必要となります。

  • ミニロット:1000通貨の単位のことです。

  • マイクロロット:100通貨の単位のことです。

8. スワップ

スワップとは、金利差のことを指します。金利差がプラスの場合は、翌日に金利収入を得ることができます。逆に、金利差がマイナスの場合は、翌日に金利支払いとなります。

9. チャート分析用語

チャート分析は、過去の価格データに基づいて、将来の価格変動を予測する分析方法です。チャート分析には、様々な用語が使われます。

  • ローソク足チャート:一定期間ごとに価格変動を棒グラフで表したチャートです。

  • 移動平均線:過去一定期間の平均価格を線で繋いだものです。

  • サポートライン:価格が下がりそうになると現れる、過去の安値ラインです。

  • レジスタンスライン:価格が上がりそうになると現れる、過去の高値ラインです。

  • インジケーター:チャート分析に役立つ指標です。RSIやMACDなどが有名です。

10. その他

FXには、上記以外にも様々な専門用語があります。以下に、いくつか例を挙げます。

  • ロスカット (Stop Loss):損失を最小限に抑えるために設定する注文です。

  • テイクプロフィット (Take Profit):利益を確定するために注文を決済することです。

  • ゼロカット:口座残高が証拠金以下になった場合、自動的にすべてのポジションを決済する制度です。

まとめ

FXの専門用語は一見難しく見えますが、一つひとつ理解していくことで、チャート分析や取引戦略をより深く理解できるようになります。

この記事が、FX初心者の方にとって、少しでも役に立てば幸いです。

FXは、奥深く魅力的な世界です。ぜひ、専門用語を理解して、FXの世界を存分に楽しんでください!

この説明で、FXの専門用語について、より深く理解できたでしょうか?

もし、理解が難しい部分があれば、遠慮なくご質問ください。

今後も、FXに関する情報を提供していきたいと思いますので、夜露死苦お願いいたします。


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