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「いろいろ考える」依存と長時間睡眠

こんにちは。ADHDです。

自分がどういう人間なのかを一から検討しました。



1.「いろいろ考える」依存症

「いろいろ考える」という行為に依存しています。ギャンブル中毒と同じような症状を示しています。

ここでいう「いろいろ考える」とは具体的に何かと言うと、

1.1自分の拡散的思考をそのまま野放しにしておいてもいい状態
1.2対象に対してこちらから能動的なアクションを起こし続けることによって自分の思考が対象から離れない状態

のいずれかないしはその両方だと思います


1.1自分の拡散的思考をそのまま野放しにしておいてもいい状態

「自分の拡散的思考をそのまま野放しにしておいてもいい状態」とはすなわち、樹状の思考をする自分の思考をフルで回すことが許されており、思い浮かんだ複数の発想から気になったものについての考察や実験を”その時の自分の気分”で取捨選択できる状態のことを指します。これがクッソたのしいんすわ。

その一方でルーティンワークのような、一つの連続した事柄に連続して集中するという行為は苦痛です。いわゆる労働がこれにあたると認識しているんですが、これの逆ですよね^^助けて

自分の拡散的思考をそのまま野放しにしておいてもいい状態の最たる例として、読書や文筆があります。ですが、ポモドーロタイマーさえセットしておけば、4時間も集中すれば自分の思考が鈍っていることに気付くため、中断せざるを得ません。

調子が良く(調子が悪く?)一日中ぶっ通しで読書なんてしてしまった日にゃそれはそれは大変で、夜全然寝れない/翌日一切動けないといった反社会的な反動に襲われます。最近はめったにありませんが。


1.2対象に対してこちらから能動的なアクションを起こし続けることによって自分の思考が対象から離れない状態

しかし、「対象に対してこちらから能動的なアクションを起こし続けることによって自分の思考が対象から離れない状態」であると、調子の良し悪しに関係なくのめりこんでしまいます。

すなわち、自分の能動的なアクションによって状況が変化しうるものであり、なおかつそのアクションを行う脳内の負荷が適度に高いものだと、それに集中できてしまうため、「発想が飛ぶ」ことに対して脳のリソースが割けません。元のテーマから外れるタイミングが存在しなくなった結果、中毒症状を示してしまいます(「時間感覚がバグって、気づいたら夜中/10km歩いてた💦」とかよくある)

ここで言う例としては、車の運転・散歩・戦略シミュレーションゲーム・ローグライクゲーム・wikipediaの閲覧・詰将棋(5手詰めくらいがちょうどいい負荷)・創作活動・(不要な)システムの構築などがあげられます。

この中でも車の運転は少し特殊です。運転には人一倍気を付けているので、少しでも疲れを感じたら早めに休息をとるように心がけています(事故を起こして人をケガさせるとめんどくさいから)。しかしながら、それ以外のものに対しては、歯止めをかける要素が存在しません。気づいたら時間が溶けています。ポモドーロタイマーも全く役に立ちません。

逆に言えば、人命などがかかってさえいれば、歯止めをかけることができるのかもしれません。

今すぐ詰将棋を中断しないと崖から落ちてしまう人のバイト(夜間限定)とか雇うべきなんですかね?


助けてください。


2.長時間睡眠者

中学・高校生の時は常に日中眠たくて苦労していましたが、最近その原因が明らかになりました。どうやら自分はロングスリーパーみたいです。

どれだけ健康的な日常を送っていたとしても一日10時間の睡眠をとらないと日中の体調が優れないのです。もちろん、一日くらい睡眠時間が短くてもなんとかはなるのですが、それを続けているとどこかでその穴を埋める必要があります。

短い睡眠時間で生じることはいくつかあります。

2.1日中急に眠たくなる

睡眠時間が短いと、何をしていようが眠たくなります。判断も鈍るし、いいことが何一つありません。

どれだけ寝ても日中眠くなるのであればナレコレプシーの診断が下るみたいなのですが、私の場合しっかり寝た日は、日中眠くなることはありません。

どうやら「ただたくさん寝ないといけない人」(いわゆる長時間睡眠者)なのらしいです。

2.2「いろいろ考える」が鈍くなり、ストレスが溜まる

睡眠時間が短いと、「いろいろ考える」際、発想の飛び方がどうも鈍くなってしまいます。印象としては、記憶しておける短期記憶の量が少なくなる感じがあります。万全の状態だともっと深くまで潜れるはずなのに、足踏みしてる状態になってしまうのはかなりイライラが募ります。「いろいろ考える」を行うことでしか、普段枯渇しているドーパミンを得られない中毒者としては、これは非常に苦しいです。禁断症状みたいなものだと思います(ほんとうに?)

2.3たまに不安が増幅する

どういう理屈かわからないのですが、睡眠が不足している状態だと突然不安に襲われることがあります。唐突に、みぞおちの辺りから黒いもやもやしたものが時間をかけてゆっくりと上昇してきます。すごく不快です。ちゃんと寝た日には生じないので、体が「ちゃんと寝ろ」とメッセージを発しているのだと思っています。

また、睡眠時間が短いと不安に陥る確率が高くなります。これはみんなそうなのだと思っているので割愛します。私は、ちゃんと10時間寝た日はけろっとしてニコニコしているのですが、8時間を切ると顕著に不安に襲われる確率が増えます。

2.4闘争・逃走反応?

中高のころは、どれだけ睡眠不足でも起きなければならなかったので、無理やり起きていました(高校の後半の頃は遅刻しがちでしたが)。また、大学でも意味の分からないスケジュールで行動する際には睡眠時間が3時間とかになることもままありました。

それでも起きて行動しないといけないのですが、やはりその時の起床メカニズムは全く異なるものが働いていると感じています。

ぐっすり寝た後の起床は「う~んよく寝た~」という心地よい目覚めです。一方、睡眠時間が6~7時間程度だと「うおっ、、、、あー……最悪、、うえっ、、、ん~、、嫌だ」という感じになります。昔はこの目覚めを毎日過ごしていました(最悪)。

さらに睡眠時間が短くなり、3~4時間になると、逆に起床することができます。当然ものすごく不快なのですが、不快を感じるだけの余裕さえありません。それでも体は起きねばならないという意思を示しているため、なんだかんだで立ち上がることができます。大体こういう日はどうしても遅れられない集合があるので、睡眠も浅いですが、気合でなんとかします。3日以上続くと壊れますが。もちろん日中は眠いです。

まあそんな感じです。最近ようやく「ロングスリーパー」という概念に出会いました。6時間睡眠を死守することを目標に掲げていた(死守はできていなかった)高校生の頃の自分を殴りつけてやりたいですね。とにかく活動時間を増やす必要があるなどと考えていたみたいです。青春は少しでも長い時間体感していたかったので…←やかましや

というか周りの人間が普通に6時間睡眠で何とか出来る人達ばかりだったので当然自分もそれで何とかなるもんだと思っていましたが、どうもそういう訳にもいかないっぽいですね(この年になってやっと気づいた)。もっと早く教えてよ


というか米津さんとか大谷さんの「たくさん寝てる」発言が割と安心材料になっています。睡眠時間をたっぷりとっても結果を出せる人がいるんだなあの顔つき。

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