ANIとの悲劇〜後編〜

今日もお疲れサマ🍀
踊るスターシードASAKOでっす☆

大変お待たせしましたが
今日は早速前回のつづきからっ☆彡

そんな繊細で不器用で
ナーバスで支配的な兄との関係性が
崩壊するほどに悪化することになったのは
私が20歳で兄が23歳の時でした。

その頃の私は
劇団の養成所を卒業して
長年趣味で続けてきたダンスに
ちょうど本腰を入れ始めた時期でもあり

ダンスの舞台公演に出演したり
二十歳の記念にと例の幼馴染と共に
自分達主催の芝居とパフォーマンスの
舞台創りをしたりと〜

クリエイティブな活動を
精力的に行っていました☆彡

そんな頃父が仕事で
再び海外赴任することになったんです✈️

今度の赴任先はフランスで🇫🇷
また2、3年という長期赴任になるということで

父の身の回りのお世話をするためにと
母もフランスへ一緒に同行することになりました。

その頃の兄は相変わらず
引きこもりがちではありましたが
バイトにはきちんと行っていたようなので

以前よりは少し精神状態も
安定していたように私にも見えていましたが

私に対して支配的な兄と二人で残されることに
不安がなかったわけではありません…。

母的には
「もう２人とも成人してるんだから
自分達の事ぐらいやれるでしょ！」
と精神的に不安定な息子がいるのに関わらず
かなりあっさりしていましたが…

ステイタス志向の母は単純に
ステキなおフランスで暮らすチャンスを
逃したくなかったのだと思います🇫🇷

さて☆
そんな両親がフランスへ旅立った後✈️

私は生まれて初めて！
家事や自炊をする事になりました🍳

私自身元々
食にあまり興味がなかったし
（これもスターシードあるある）

これまで母が
何でもやっちゃう人だったので
掃除以外はほとんどまともに
やった経験がありませんでした😜💦

そんな中時間がある時は
カレーを作ってみたり
肉じゃがを作ってみたりと
色々とチャレンジはしてみたのですが

それに対して兄が
「不味くてこんなもん食えねー」
「料理もまともに作れねーのか」
だの何だのってイチャモンばかりつけるので💢

そのうちやる気もなくなり
家でゴハンを作ることもなくなりました…😑

とはいえ私も
バイトやダンスレッスンや公演リハーサルなどで
かなり忙しい生活を送っていたので💦

そんな兄のことは
なるべく眼中に入れないように過ごしていました。

しかしどうも兄の方は…
両親に代わって自分が妹の監視役にならねば！
という気負いを勝手に持っていたらしく…

まるで思春期の娘に対するみたいに
私の帰宅が遅いと説教をしてきたり
あれこれと私の生活に口出しをし始めたのです！

私からしたら
前回エピソードでお話したように
幼き頃から兄との間には信頼関係もなければ

アニキ自身の人生が
色々とままなっていないのに

あれこれ口出しされる
筋合いは一切ないと思っていたので
兄の言うことには従わずにいました。

そんなある日
いつもの如く私の生活に
色々と口出ししてきたので反発したところ
ついに兄が私に手を挙げてきたのです🫨🤛⚡️

この日を境に
兄は私と顔を合わすだけで
暴力を振るってくるようになり
私の恐怖の悪夢体験の日々が始まりました💦

しばらくはなるべく
兄と顔を合わさないようにしながら
何とかその生活に耐え忍んでいましたが

ある日また理不尽に暴力を振るわれたので
初めて助けを求めて家の外に逃げ出したらば

兄は執拗に追いかけて来て
ご近所の人が止めに入ってくれるまで
殴ったり蹴ったりを止めませんでした💦

この日ようやく私も
自分の身の危険を痛感し
父方の祖父母の家へ避難することに★

当然これを機にフランスにいる両親にも
連絡を入れましたがすぐには戻れないとの事で
しばらく祖父母の家でお世話になっていました。

それから一ヶ月ぐらいして
ようやく母が一時帰国✈️🇫🇷→🇯🇵

まず親が考えた
私達兄妹問題の第一解決策として
「兄を家から独立させる」
という策が実施されました。

もちろん単発のバイトしかしていない
兄に独り立ち出来る経済力はないので
一先ず家賃などは親持ちの独立となりましたが

まずは私と離すことが
第一目的の対策でした。

そして兄を独立させ
色々な手配を終えた母が
再びフランスへと戻っていき
ようやく平穏な生活が送れるように…

と！
思ったのも束の間！！

自分の引越しが一段落着いた頃合いに
兄はまた毎日実家にやって来ては
実家のリビングを占拠するという
嫌がらせを始めたのです😱💦

どうやら自分だけ家を追い出されて
私がのうのうと実家に居座ってる事が
おもしろくなかったらしく…
そういう手に出てきたようなんです😑

今思うと…
そんなエネルギーがあるなら
もっと自分の人生構築するのに使いなさいよー
と背中を叩いてやりたいところだけども…

その頃の兄はもはや
自らエネルギーを生み出す事なんて
出来ない状態であり…

自分よりも弱い立場の妹に
「不安や恐怖」を植え付けることによって
エネルギーを吸い取るという
"エネルギーヴァンパイア"と化していました🧛⚡️

それでもリビングは占拠しても
暴力は振るってこなくなったし

バイトが忙しかったからか！？
実家に来る頻度も減ってきていたので

"私を威圧するのにもそろそろ飽きたのかも…"
と私も少し気を抜いてしまい…

ある日例の幼馴染をわが家に
呼んでしまったのです★

それは彼女と共に進めていた
芝居やパフォーマンスのプロジェクトの
打合せや台本の本読みをするためだったのですが

久しぶりに気心の知れた
幼馴染と和気あいあいと
リビングで色々な話をしていたところ…

ちょうど運悪く
兄が帰って来ちゃったのですっ😱💦

当然私達は
リビングからすぐに追い出され💦
２階の私の部屋に移動したのですが…

自分がいない間に
家に人を入れていたことが気に入らなかったのか？

しばらくすると兄が
何か怒鳴りながら２階に上がって来たので💦
私と幼馴染は急いで部屋の扉を押さえて
兄の部屋の侵入を阻止しました‼️

それがまた兄の怒りに火がつき🔥
部屋の扉を何度何度も殴りつけたり蹴ったりして
そのうち頑丈な扉がバキッバキッと音を立てて
ひび割れてゆくではありませんか‼️

その情景はホラー映画そのもので😱💦💦
"このドア破られたら殺されるー💦💦"
と私と幼馴染は恐怖の涙を流しながら
必死に扉を押さえ続けました😭😭💦💦

そうこうするうちに
兄も自分の肉体の痛みに限界が来たのでしょう…

「今すぐこの家から出てけ！！」
と怒鳴り諦めて下へ降りて行きました。

幼馴染にももちろん
兄とのことは話していたけど

この日荒れ狂う兄のリアルな姿と
状況を目の当たりにした彼女は

すぐに私を家から連れ出し
ご両親に事情を話してくれ
しばらく彼女の家に住まわせて
もらえることになったのです😭🙏✨

確かその事件があったのが11月くらいで…
その幼馴染と私の"二十歳のお祝い記念"の
芝居&パフォーマンス公演の本番が1月初旬頃

そしてその後1月中旬頃から
私は両親のいるフランスへ一ヶ月間
旅立つ予定になっていたので🇫🇷✈️

幼馴染ご家族には
約２ヶ月近くもお世話になったんですよね🙏✨

そんな幼馴染と彼女のご両親は
まさしく私の救世主であり✨

彼女達がいなかったら
冗談抜きで私は兄に殺されてたかもしれないわけで…

本当に感謝しても感謝し切れないくらいに
今でも感謝しまくっていまっす🙏✨✨✨

その後私は無事
両親のいるフランスへ行き✈️
１ヶ月間フランスで過ごしたのち
母と一緒に日本に帰国🇯🇵

あの恐怖の家では
もう二度と暮らしたくないと両親に訴え
私も一人暮らしをさせてもらうことになり

これで兄との悪夢の日々は
一旦ピリオドとなったというわけです。

これが兄と私の
兄妹崩壊ストーリーの真相ですが…

この経験と兄との関係性は
私の中でやはりかなり深いトラウマとなり…

その後の私の人生のあらゆるところで
ネガティブな影響を与え長年私を苦しめました❤️‍🩹

またこの件についての
両親の私達兄妹に対する対応もひどく…

もちろん
私と兄が接触しないようにと
一人暮らしをさせてくれた事には感謝でしたが

私達兄妹関係が
祖父母や幼馴染一家やご近所さん方など
これだけ色々な人達を巻き込みご迷惑をおかけしてしまうほどに壮絶な状況だったのに関わらず…

結局両親達は
そのひどい状況を直接見ていないからなのか？

"そんなのただの兄妹喧嘩でしょ！
あんたも生意気だからいけないのよ！"
と母から軽く言われ

フランス帰国後も子ども達とは
もう一緒に生活していないのをいい事に
兄のその病的な精神状態もそのまま放置され…

最後は自分達とは無関係な
厄介者の子ども達として
片付けられたような感じでした…💔

それもまた私の中で深い傷となり…
（きっと兄にとっても…）

この経験により
"家族って一体何なんだろう？"
というテーマがその後の私の人生に
執拗に付き纏うことになるのです…。

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