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会長秘書の経験が活きる?
とあるドラッグストアの会長秘書をしていた経験。
当時31歳の私はダンスのインストラクターとして10年ほど。
ダンスだけでも食べていけるくらいの収入はあったが、
ダンスを始めた19歳の時に師匠に言われた言葉がずっと心のどこかにあった。
「りさちゃん。あなたはダンスだけをして生きたらあかんで。色んな世界・業界をに身を置きつつダンスをしなさい!!そうすればダンサーとしても魅力的な人になれるから!!」
保険営業やCLUBスタッフ、バーテンなど色々とやったなかで、職業として私を成長させてくれたのは会長秘書でした。
この企業の会長秘書は大学院生が務めることがほとんどで、31歳の女がそこに入ることは今までなかったよう。
会長室の事務員のアルバイトで入社し、
2ヶ月?がたったときに、会長から呼ばれ、明日から家に出勤して!と。
???
とりえず会長宅に出勤してみると、
さまざまな作業の合間に30-40個の指示が飛んでくる。
これが指示なのかただの会話なのかを聞き分ける力がまず試された。
ノートに書き留め、
事務所に出社しだいどの指示がどこの部署の誰宛なのか・・・をシステムに入力していく。
暗黙のルールがあり、
会長からの指示は24時間以内になんらかのアクションを必ずおこさなければならない。
これが私を成長させたというか、
NOの無い世界に初めて飛び込んだので、
とりあえずやるしかなかった。
ある日、
「ダンスやってるんやったらアイドルグループ作れるやろ?あの空き物件でカフェやらせたらええやん!」
ん?指示だよね…
その物件とは元カウンターだけのお寿司屋さん。
ペンキやLEDライトを買いに走り、
アルバイトで働いてる女の子をかき集め、
夜中に作業して朝までかかり、
夕方にはカフェをアイドルが働くカフェをオープンさせた。
そこから地下アイドルというものを勉強して、
レッスンをして振付をして…
知り合いのミュージシャンをあたり楽曲制作を依頼し…無事にステージデビューさせた。
走り出して1年経たないくらいに
「あそこのビルのB1と1Fをくり抜いてクラブ作れるやんな?」
ん?指示?
さすがに電卓叩いたら
平日で500人とか入れないと回収出来ないので、
初めて会長にNOを言ったら
「自分もういいわー」と。
これで良かったんだ。
私はYESマンにはなれなくて、
年齢は立派な大人だけど、
世当たり上手にはなりたくない。
嘘もつけないし、
情熱だけは誰にも負けん。
笑うやつは笑えばいい。
これが長元梨紗だから。
会長に気づかせていただいた事は
本当に感謝でしかない。
ありがとうございました!!
この2年の経験は、本当に活きてます。
そして、これからも活かしていきます。
ちなみに、
ヘッダー写真の金髪ギャルが秘書やってたんですよw
だから、
私は人を見た目で判断したくないし、
されたくない!
実証してますw
あと、
地下アイドルは退職した私についてきた娘達がいたので、かれこれ7年くらいプロデュースしてました。