手の届かぬ命さんとの対話
『きょうあすがんばったからってすごい作物ができるわけでもないし、すごくがんばらないとできないわけでもない。』
-トマトの誘引から考えること
淡々とやるしかない、というのがあって。どうしても、あっ!折れちゃった、暖めすぎた、早すぎた、遅すぎたって思惑とちがう事態に勝手に奮闘し一喜一憂しちゃうけれど…
なんと言うか、命さん(作物の成長)はそんなんお構いなしでそれぞれの苗がそれぞれの都合によって成長する。
天災人災によって、茎がもげちゃって落胆する。けれど、茎が折れちゃったら折れちゃったなり。
だって必要であれば横から芽をだすし、病気にかかれば勝手に茎を枯らすトマトさんら…
もはや、「作物ディレクターだぁ!」なんて誇らしげに誘引作業しているわたしです。が、
トマトさんは、お構いなしどす。なんと、必要な時期がきて、必要な条件が揃えば結局勝手に可能な分だけ育つんだもの。
手だしご無用( ´ ▽ ` )
手をかけたらかけたぶん、
時間をついやしたら費したぶん、
話し合いをしたからしたぶん、
問題にむきあったらむきあったぶん、
がんばらなければなにも変わらないし、、解決しませんよ。みたいなんがある。
いやいや、焦りも、lazyも、過度も、マイナスも、先読みも、遅れも君らには関係ないのんか?
-つくる人間の考察
究極の「つくる」、「そだてる」作業は、自己意思など到底手の届かぬ生命体とのダイアログのなせる領域に存在する。だから、いや、待てよ。対話すらする機会すら用意されない領域なのかも…
うーむ、土な生活になってから気づき多し
ただただ、淡々とやることかぁ〜
つづく