ドラマ『孤独のグルメ』

今でこそ、テレビ東京指折りのヒット作ドラマで松重豊の代表作だが、実は最初はフジテレビで作られる話があったようだ。
そもそも『孤独のグルメ』原作漫画はフジテレビと同じグループの扶桑社の「PANJA」で連載開始して「SPA!」での連載となり大ヒット作となった経緯があるから、普通ならフジテレビでやっているのが自然である。
しかし、当のフジテレビが話を蹴り、お鉢が回ってきたテレビ東京でやったら現在の如くと言う感じである。
なので、『チコちゃんに叱られる！』と並ぶ「フジテレビが逃した大魚」「フジテレビの損失」「フジテレビ無能の証明」とフジテレビ叩き棒になってしまった感がなくもない。

が、現在のフジテレビに『孤独のグルメ』をヒット作に出来るかは怪しい気がしなくもない。テレビマンよりもサラリーマンが増えたような体たらくの、というか『料理の鉄人』が『アイアンシェフ』にリメイクされた時のガッカリ感とか、期待と予想を激しく裏切る感じが常態化していたり、末期『笑っていいとも！』のテレフォンショッキングの矢田亜希子の大チョンボをフォロー出来なかった駄目駄目具合とか、それ以外にも枚挙にいとまがないフジテレビの駄目駄目加減を考えると、いや、それ以上やめておこう。