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臨床のPitfall 道具も使いよう チルトテーブル①

うどん県OTのだんです。
臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

道具も使いよう チルトテーブル①

チルトテーブルは臥床状態から離床を行う過程で必要不可欠な立位練習をサポートしてくれる器具です。
ベッドの状態から背面が電動で持ち上がり立位を取らせてくれます。
(説明が難しい・・・)
そして、ベッド面にベルトで締め付け、ベッドから落ちないような配慮もされています。
主に体幹・骨盤・膝がベルトで止められます。
また、足底面にサポートしてくれる台(?)があり、立位になっても足の裏がしっかりと接地することになります。
様々なメーカーから出ていますが、どこも同じような器具になっています。

このチルトテーブルは、臥床状態の患者さんを機械的に立位へと移行するためのものです。
主に頸髄損傷等で起立性低血圧等が生じる方に用いられることが多いものです。
ですが、立位の練習を行うには便利なので片麻痺の方にも導入されることがあります。
ベルトで固定してくれるので楽に立位練習が行えるすぐれものですが、実はここにもPitfallがあるんです。
詳細は次回以降に・・・。

あらためて勉強です📚

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