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zetsumetsusengyo
今日の発見🔍 引き込む手
うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。
引き込む手
今日はくも膜下出血の方との発見です。
この方は人工呼吸器を挿管されていましたが、鎮静はoffになり覚醒を上げている段階でした。
そんな中、当然のごとく手は自由に動きだすわけです。
もちろん人工呼吸器に点滴等があるので、手が引っかかってそれらが抜けないようにしなければなりません。
そのため、抑制が必要になります(本当はしたくないのですが・・・)。
抑制にも色々あって、ミトンをする場合や手を抑制帯等でベッド柵に結ぶ場合など、様々な手法があります。
どちらの手法でも患者さんは抑制から抜け出そうとします。
手をもぞもぞ動かしながら、ミトンや抑制帯から引き抜こうとします。
これは、上肢を身体に近づける動作であり引き込む動作です。
そうです!
この時期に引き込みが形成されるのでしょう。
早期から対応しなければなりませんね。
あらためて勉強です📚