今日の発見🔍 臨床実習
うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。
臨床実習
今日は患者さんとの発見でなく、学生さんとの発見です。
コロナ禍の中でも臨床実習は継続されていました。
昨今の社会情勢も鑑みて当院では診療参加型臨床実習:Clinical Clerkship(CCS)を採用しています。
そして、CCSの担当者は順番に日替わりで、毎日違う症例を経験することができます。
CCSが始まり数年経ちましたが、どう伝えていけばよいのか難しく感じていましたが、今日は学生さんとの会話の中で気付かされました。
今までは当たり前のように「見学→疑問に思ったことを質問→実際に確認してみる」という流れで関わっていました。
ですが、CCSでは評価の視点が不十分で患者さんの全体像を捉えることが難しいようで、評価ができないから質問が曖昧になるという悪循環に陥っていたそうです。
何を質問したらいいのかわからない。
やっていることはわかるけど、それがどうつながるかがわからない。
ということでした。
評価の視点を丁寧に伝えていくと、質問も明確になるし、私とのやり取りも増えてきました。
今までは患者さんを担当して、その中で評価の視点を養っていましたが、関わる時間も限られる中、評価が曖昧になり技術の伝承にウェイトが傾いていたようでした。
ですが、その技術も評価が不十分だと効果を発揮することができません。
あらためて評価の重要性を感じとところです。
そんなCCSを繰り返すと実習生さんが笑顔に!
分からないが分かるようになると楽しいようです!
どんな世代(X・Y・Z世代)でもどんな人でも学ぶって楽しいみたいです!
あらためて勉強です📚
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