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今日の発見🔍 感覚入力

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

感覚入力

今日は右片麻痺の方との発見です。
この方は発症から1年が経過しており、てんかん発作にて当院に来られました。
麻痺側を見ると痙性で硬く、手指も握り込んでいる状況でした。
悩みながら介入すること数回。
意外にも手指は開き、上肢全体の痙性も減弱してきました。
ヨシ!

振り返ってみた

私が何をしたのか振り返ってみると運動感覚の入力でした。
患者さんに感覚について聞くと「よくわからない」と訴え、感覚は鈍麻〜脱失レベルでした。
しかし、動かしていくと誘導に対する反応が見られました。
根気強く、変化をつくって感覚を入力し続けていました。
しかし、麻痺手を見ることはなく、自身で動かすことも難しい状況は続きました。
反応はあるので、きっと感覚は入力されているのだが、意識にはのぼっていないんでしょうね。
なので、痙性は減弱してきたんでしょう。
そして、この感覚が意識上にあがってくると、随意的な動きにもつながるんでしょうね。
それには、まだもうひと工夫が必要ですね。

あらためて勉強です📚

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