本を読まないと馬鹿になる?① ~デジタルデバイスとどう向き合うか~
こんばんは!ダンです。
皆さんは小さい頃に
「本を読まないと馬鹿になるよ!」
と大人から言われてきませんでしたか?
僕はよく言われました。笑
そして本を読むのがほんとに嫌いでした…笑
昔のテレビドラマ「花より団子」のなかで、
嵐の松本潤さんが演じるおバカド直球キャラの道明寺司くんが、日本語を言い間違えたあと
「本を読め!本を!」
と特大ブーメランを放つんですよね😂
当時の小学3年の僕にそのまま言い聞かせたいですが。笑
そこで今回は
“読書と知性の関係性”
について考えていきましょう。
テーマにある「馬鹿になる」とはどういうことか?
近年、東北大学による脳科学研究で明らかになっている恐ろしい事実をご紹介します。
・スマホを1日3時間以上使う子どもはどんなに勉強しても、偏差値50にも届かない。
・スマホを1日3時間以上使用していると、どれだけ勉強時間や睡眠時間を確保していても、成績が平均未満に沈んでしまう
という結果が出ています。
そう、“読書と知性の関係性”について考えるときに切っても切り離せないのは
”デジタルデバイスとの向き合い方”
です。
テレビゲームやスマホなどを使いすぎると、脳の思考の中枢である前頭前野といわれる部位の活動範囲がどんどん縮小してしまいます。
もう少し詳しく説明すると、デジタルデバイスを用いてゲームをしたり動画をみて楽しむとき、脳はそれほど活動していないにも関わらず、ドーパミンと呼ばれる脳内物質(快楽)が異常に生成されます。
つまり
”脳の活動がほとんど起こっていない状態にもかかわらず快楽が得られる”
という陥ってしまいます。
それを繰り返しているうちに、人らしさを司るとも言われる前頭前野の活動範囲がどんどん縮小します。
全体的な活動領域が狭まってしまうため、
いくら勉強しても上限値が下がってしまうのです。なんとも恐ろしい…
アナログとデジタルの典型例は辞書です。
紙の辞書から電子辞書へ移行して、最近ではスマホで検索をして言葉を調べたりしますよね。
こんなこと1つ取っても脳の活動量には差が生じます。
「そんなことを言っても検索するのは仕方ないでしょ」
と思われる方へ。その通りです(笑)
紙の辞書を使うべきだと言いたいわけでもないですし、僕もスマホに頼りまくりの日々です😂
ここでポイントとなるのは
“デジタルデバイスを活用するときの姿勢や態度”
です。
例えば、講演会や勉強会、ある先生の授業を受けるときもそうですが、面白い授業ならば自分から聞きたいと上半身を前のめりにして、能動的に学びを獲得しに行きますよね。
これはいわゆる脳がきちんと働いているときです。
一方で全然面白くない講演や授業などはどうでしょうか?
ただ何となく話を聞いているときは受動態ですので、脳があまり動いていないから学びの定着率も悪いのです。
読書などといったアナログの場合は、自分で何とかしないと次に進まないですから自然と脳が活発になりやすいんです。
一方、動画などといったデジタルデバイスの場合は、勝手に情報が流れてくるので当然脳は動きにくいですよね。
そこで!
何かを学ぶときに自分が大切にしているのは
「自分の脳がちゃんと働いてるか?」
を感覚として意識することです。
筋トレをしている方ならわかると思いますが、
鍛えたい部位を意識しながらトレーニングに励むと効果的ですよね💪
逆に、部位のことを意識をせずに筋トレをしても、重点的に鍛えることができずに効率が悪くなります。
それと同様にデジタルでもアナログでも、
とにかく「脳を動かす」ことを意識しながら取り組んでみると、自分の感覚として何か変わってくるかもしれませんよ。
そんな今、僕もデジタルデバイスを使って記事を書いていますが、きっと脳が活性化していると信じています、、、(笑)
さあ、次回が本題!
本が大嫌いであった僕が、ある程度の域まで本から学べるようになったコツをお伝えしますね。お楽しみに(^^)
それではまた。