【納得】ブルーピリオドと"なんでもノート"
郷敦が主演で映画やることだけ知ってて、全く興味なかったけど読んでみた。
結果、まだ多分序盤なんだけどめっちゃ勉強になっている。
主人公が美術部の夏休みの課題でスクラップブックを作成するんですけど、目的を全く理解しないまま作成するんですよ。
そこからしばらく経って、予備校に行くことになるのですが、そこの先生に、自分の絵を描くためには自分の好きなことを知ることが大切だ的なことを言われます。
そして好きな絵や漫画や文章でもなんでも自分が好きなもの、ピンと来たものをファイリングしてみたら、自分が何が好きなのかが見えてくると助言を受けます。
そこで主人公は、あの夏休みのスクラップブックの課題の目的を理解するんです。
凄いなあ主人公。その時意味が分からなくても、後の経験からあの時を思い出してちゃんと理解して、前に進んでるなあと。高校生で日々いろんなことをたくさん吸収してるなあと。漫画だけどね。笑
私もスクラップブック作ろうかなあと思ったけど、そういえばそれっぽいものを作ってました。笑
興味のあることや勉強、自己分析だったりいろんなジャンルを書いている、"なんでもノート"
ページ左はムーミンパークでキャラクターの紹介見てもキャラとかその関係性が分からなかったから、帰って勉強したページ。
ページ右は幸せとは何だ?と哲学的なこと考えだして、一旦私の幸せについて考えようと思い立って書いたページ。笑
他にも投資のこと書いたページやオリラジあっちゃんのYouTube見た時の所感とメモとかいろいろ書いてある。
これもある種好きなものやピンと来たことをファイリングしてるようなもんですよね。
ブルーピリオドの話に戻りますが、もう一つ印象的だったのは、主人公の友人というか幼馴染に女装してる男の子がいるんですけど、もうすごく可愛いんです。見た目、そこらへんの女の子より可愛い。
その幼馴染が、同じ予備校の男の子とデートするんですけど、デートおわりに自分が男だとカミングアウトしたら振られちゃうんですよね。
それをみた主人公が、"見た目良いんだから普通に男のカッコすればいいじゃん"的なことを幼馴染に言うんです。
そしたら、"世間が良いというものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ"と幼馴染は主人公に言い放ちます。
あー書いててみなさんに伝わってないのが分かる。漫画読んでほしい。このシーンはしびれました!!
世間の常識とかモノの見方とか、自分の短い人生経験の中の枠だけで意見する自分の人間としての浅さに主人公は気づくんですよ。
人間、10人いれば10人の性格とか個性とかあって、
LGBTとか体型の違いとか、自分と違うとかみんなと違うからといって仲間はずれにしたり、いじめたり、学生時代は特に起こりがちだけど、それって学生は人生経験が少ないこともあって、人間的に浅い考えしか出来ない人が多いから特に起こりがちなのかなと思った。
娘ちゃんが小学生くらいになったら読ませたいな。
みなさんも是非読んでみてください!
読んでくださってありがとうございました!
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