イスラエルの砂漠を散歩してたら戦争が始まった話⑥10/7(土)襲撃編3rd
おはこんばんにちは、れんちょんと申します。前回の続きです。
皆様からの温かい感想の数々を頂いて嬉しい限りですが、投げ銭をしたい、有料部分を書いてくれとの謎の要望も多々頂きました。なので、今回から有料部分を増設することとします!
記念すべき第一回は、死海で自撮りしたらまあまあ盛れたので、一番最後に有料の自撮りコーナーを設けます(???)
ふざけているわけではなく、これには深い理由があります。ユダヤ教は偶像崇拝を禁じているため、イスラエルの公共の場では人物画などがほぼなく、日本人からすると質素かつ殺風景のような感想を抱きがちです。しかしながら、それはあくまで公共の場においてのみです。公共の場ではあらゆる層に対して配慮をしなければなりませんが、イスラエルの各人の家の中ではそうではないはずです。事実、ワンピースやナルトの話で盛り上がったように、最近ではイスラエルでも日本のアニメの人気はうなぎのぼりです。このように、ぱっと見は偶像は見あたらないけど、隠されたところでは偏在しているというイスラエルの文化的様相を再現すべく、有料部分で自撮りという偶像を在らしめるのです。
という後付けの理由を今考えました。
それはともかく、ついに死海に到着したものの海水が思ったより不味く一瞬萎えてしまいましたが
海岸をうろつき、ロシア系黒髪白肌タトゥーギャルが数多く存在したことを確認し、ぼくの人生の第一部をクリアしました。残りは余生です。流石に可愛い女の子をスマホで勝手に撮るのは失礼なので、画像はないですが上記の写真から当時の情景を想像してください。
話は変わりますが、ぼくは幼いころにスイカに塩をかけて食べるのが好きでした。塩のしょっぱさによってスイカの甘さが引き立つ感じがするからです。それと同様に、意味わからんサンスクリットの文字列や、謎のドラゴンのタトゥーが入ってる女の子は、可愛さが引き立つ感じがして好きです。(対比構文)
閑話休題。そしてついに、死海に入水しました。昔は訓練で東京湾を8km泳いだりしたこともあるので、海水浴には親しみがあります。死海の感想はというと…「浮いてるな~」
これに尽きます。めっちゃ浮く!浮く!って30秒くらい興奮しましたが、すぐに飽きました。ぶっちゃけ浮き輪でその辺の海に浮くのと変わらない気がしました。ていうか下手に浮くから泳ぎにくいし… あと、塩分濃度が高いせいか、ちんちんと足の指(めっちゃ歩いて傷がある)が少々痛み始めたので上陸することとしました。
ちなみに水着なんて持ってないので、パンツのまま泳いでました。
いやー、可愛い女の子多かったですね というかもっと日本人女性はタトゥーを入れるべきだと思いました、タトゥーはえっちいと思います(個人の感想です)
そういうお前はどうなんだ!?と思われるかもしれませんが、ご心配なく。
法学部だったので、ちゃんとローマ法の条文のタトゥーが入っています。法学部の人は、卒業までに、好きな条文のタトゥーを入れるしきたりがあるらしいです(要検証)
結局なんだかんだはしゃいで、死海を満喫しちゃいましたね。シャワーで身体の塩を落とし、売店のベンチのほうに向かいながらスマホを開くと、
死海でぷかぷか浮いている間に、イスラエルの国家非常事態宣言が出てたみたいです。大変ですね。
しかしながら、ぼくに出来ることは何もないので、まずは英気を養うことを優先しました。
GPT-4Vを駆使して、死海付近のレストランを調べ、泳いで疲れた分の腹ごしらえといきます。昼食です。
安息日ですが、死海付近のお店はアラブやロシア系の人々が多くかなりの数が開いていました。ファンタストロベリーは、まあファンタストロベリーの味がして、サラミサンドはバンズの味に深みがあり、とても美味でした。
めっちゃ語彙が貧弱だ…
ここで、お昼ご飯を食べながらSNSを眺めていると、あることに気が付きました。
空軍の演習だと思ってた謎の煙やサイレンの音は、演習でもなんでもなくて、マジのロケット弾とその迎撃だったんですね… 改めて、あのまま砂漠に取り残されていたらどうなっていたことやら、ジャイロ一味の笑顔が脳裏に浮かびました。本当に無事死海に来れてよかったです…😿
予約したホテルのチェックインが16:00だったので、それまで引き続き情報収集に努めたり、近くの公園で懸垂をしたりしながら、ぼんやりと「冷静に考えたら、なんで戦争に巻き込まれているんだ…?」と考えていました。実は先日彼女とも別れたし、財布も落としたし、結構不運なこと続きだったのです。ちょっと気分が落ち込んでしまいました。暇があると人はネガティブなことを考えてしまうものです。
なので、とりあえず死海のビーチで坐禅を組んで、般若心経を唱えることにしました。
10分くらい経ったら、当社比1%くらい悟りの境地に至った気がした上に、朝方に死海でぷかぷか浮いてたおばさんが今更戦況を理解して慌てふためいていたので、元気が出てきました。自分よりパニックになってる人見たら冷静になる、的なやつです。いや、まじでおばさんもっと早めにスマホ見とけよ…
ものすごく失礼なのですが、ロシア系の女の子っておばさんになると可愛くなくなる気がします、なんででしょうね…?(個人の意見)
このことについて考えていたら、つい、諸行無常を体得しそうになります。
なにはともあれ、ホテルにチェックイン。ホテルの浴槽で汗や塩で汚れた服を洗い、室内干ししたり家事(家ではないけど)を済ませます。すると…
また大規模ロケット弾攻撃されるとの情報を目にし、またかよぉぉぉという気分になりました… 報復に対する報復、これが戦争なんだな~、と当たり前の戦争の前提条件を身をもって体感しました。
とりあえず、腹が減っては戦ができぬ、ということでホテルの夕食です。明日に備えて爆食いをします。
食レポをすると、焼き野菜とサフランライスの組み合わせは最高でしたね。田舎育ちというのもあり野菜が大好きなので、いっぱいお皿に盛りまくったのですが、パクパク食べちゃいました。焼いた玉ねぎの甘味と絡み合うジューシーな鶏肉、ホクホクの焼きかぼちゃと果汁滴るトマトなどを一気に頬張ると、ごはんが食べれてよかったなあ、生きててよかったなあという、生への感謝、畏敬の念が溢れ出てきますね。メロンが特に美味しかったです。
部屋に戻りベッドに横たわると、思ってたより心身共に疲れていたようで、すぐに眠りにつくことができました。
次回、脱出編。続きます。
ところで
予告していた有料自撮りコーナーです。眠い中深夜テンションで本文を書いているため、後に加筆修正する可能性大ですが、とりあえず載せておきます。というか、ぶっちゃけnoteの有料機能の練習です。
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