週報4月①
リッピングしたもの
Vinyl
Enno Velthuys - Landscapes In Thin Air(1985)
さらに前回に引き続きオランダの電子音楽作家Enno Velthuysの1985年のカセット作品。2023年の再発。『Different Places』の路線のような室内楽的小品的アンビエントで作風が出来上がってる感じ。
Garrett - Private Life III(2020)
Dam-Funkの変名。『Outro Tempo』で有名なMusic From Memoryからリリースされたアルバム。Dam-Funkよりアンビエントにフォーカスした名義?内容もいいがブラインド越しに見てるようなジャケットアートもいいですね。
Ariel Pink's Haunted Graffiti - Worn Copy(2003)
2003年リリースされた、(今となってはトランプ集会に参加して顰蹙を買った人のイメージが強い)アリエル・ピンクの(wikipediaによれば通算7枚目の)アルバム。購入したのは2005年にAnimal CollectiveのPaw Tracksから出たLP盤。全楽器を演奏し、宅録で作られたと言われるローファイ溢れる音質で、郷愁のようなものを呼び起こす(Hypnagogic popとも呼ばれる)作風。チルウェイブの祖と言われるのも納得がある。13th Floor Elevatorsの『Bull of the woods』に似た感覚を呼び起こさせる#4が良い。#13はレア・ジャーマンサイケのMissus Beastlyをサンプリングしていたり、レコードマニア的な側面が見える(他にもExumaの声ネタとか)。
GAME
前回の続き。
#3 - Rob Hubbard - Monty on the Run(C64)
1985年にコモドール64用にリリースされたゲーム。ジャレコがディスクシステムで『モンティのドキドキ大脱走』として移植しているがほぼ別物らしい。
#4 - Rob Hubbard - International Karate(C64)
1985年にZX Spectrum用にリリースされた後、コモドール64などにも移植。ちょっとリフが戦場のメリークリスマスっぽい。
#5 - Rob Hubbard - The Last V8(C64)
1985年にコモドール64などでリリースされたレースゲーム。
#6 - Martin Galway - Parallax(C64)
1986年にコモドール64でリリースされたSTG。このタイトル曲は1ループ11分もあり、すごい熱のようなものを感じる。ラストの不協和/協和の唸り?を生かした部分は必聴。ちなみにリンク先はコモドール64のゲーム楽曲を集めたコンピ。
#7 - Jim Cuomo - Defender of The Crown(Amiga)
1986年にAmiga向けにリリースされたストラテジーゲームで、コモドール64、Atari ST、NES、MS-DOS、Windows、ゲームボーイなど様々なプラットフォームに移植されている。スマホ版もあるらしい。作曲はSpoils of WarのメンバーだったJim Cuomo。