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週報10月①
リッピングしたもの
Vinyl
Felix Kubin - Max Brand Studie IV / Topia(2019)
90年代に活動していたノイズバンドKlangkriegの片割れで、Hematic Sunsets(Asmus Tietchensのプロジェクト)の『3』にも参加している。A面は「8つのスピーカーを円形状に配置しMax Brandシンセサイザーのオシレーターサウンドを放射した」というもので、B面はハンブルグ港のフィールドレコーディングに電子音を混ぜたエレクトロ・アコースティック作品。
Bola Sete - Shebaba(1971)
ディジーガレスピーともやっていたブラジルのボサノバ/サンバギタリスト。晩年はJohn Faheyとの交流もあり、ニューエイジ的なソロギター方面へ傾いていった模様。この前出たライブ盤ボックスも買ったのであれをそのうち聴きたい。このアルバムはストレートな?ブラジリアンジャズ作品で、ビートルズやジョージ・ハリソンのカバーもやっている。
Maxus - Maxus(1981)
Michael Landau, Robbie Buchananなどのスタジオ・ミュージシャンによるプロジェクト。まあドAORな感じなんですが、ファンクネスもあるし、アレンジも凝っているし、メロディはいいし聴きどころはある。discogsのコメントに「AORオタクぐらいしか見向きしない」とあったがそれはありそう。まあ今ならシティポップブームとかあるし良い風に聴こえるでしょう多分。
Dennis Gonzalez New Dallas Sextet - Namesake(1981)
フリージャズトランペッターのDennis Gonzalezによるグループで、梅津和時生活向上委員会のニューヨーク支部にも参加していたAhmed Abdullahがいる。Jack DejohnetteのSpecial Editionにも似たフリーだけどとても聴きやすいみたいな感じがある。
GAME
Basepoint(from アークナイツ/2023)
あんま時間なかったので今週比較的聴いたやつでも。中国はHypergryphのスマホ向けゲーム『アークナイツ』から"Basepoint"。危機契約というイベント向けの曲なのですが、このイベントのために毎回北米チャートにありそうなシャレオツな新曲が付きます。ゴージャス。この曲はスクリーモ?ピコリーモ?な感じで良いです。
トラップ風に始まるやつ。
キックでシンセの音がぐにゃっとなるサイドチェイン?になるやつ。
こういう系の曲の説明で適切な例を出せませんね…
あとアークナイツとコラボしていた作品で九色鹿というものがあるのですが、1981年に上海美術映画製作所が制作したアニメで、これの劇伴がかなり良いです。Sublime Frequenciesあたりがサントラ出してくれませんかね?
bilibiliにあった音質のいいやつ。
アークナイツのほうの宣伝PV。