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週報6月②

リッピングしたもの

Vinyl

  • 門あさ美 - サシェイ = Sachet(1980)

名古屋市出身のシンガーによる2ndアルバム。今だとシティポップの分類になりそうだが、まだ70年代感というかAOR感が強い(こういうエレピの音にAORのイメージ強いので…)。87年に東芝EMIに移ってからのアルバムは高橋幸宏がプロデュースしていてそっちのほうがシンセ度は高そう。"Do Do"の切れ方に違和感がある。ミスかと思った。

  • Nervous Choir - 1060 Hold Everything(1983)

84年のゴシック~ニューウェーブコンピ『Dreams And Desires』(Dead Can Dance、X-Mal Deutschland、Virginia Ashtrayなどが参加している)にも収録されていたUKの?ゴスロックバンド。ポストパンクの残り香のあるゴシックロックサウンド。情報少ない。

  • Games - That We Can Play(2010)

Joel FordとOneohtrix Point NeverのDaniel Lopatinのコンビ、Ford & Lopatinの別名義。代表作『Channel Pressure』(2011)の一年前。2010年で既にこの音ですごい。PS1起動音のサンプリングが耳に残る。リリース当時買った時は80'sゴリゴリシンセリバイバル的に見てたかもなあと思い出す。MP3しか買ってなかったので(そもそも配信はMP3リリースしかない)のでアナログが買えてよかった。ジャケもかなりいいですね。

  • Roberto Cacciapaglia - Generazioni Del Cielo(1986)

初期にはRolf-Ulrich KaiserのDie Kosmischen Kuriereからもアルバムをリリースしていたイタリアの作曲家の86年作。エレクトロニクスを使わずフル・オーケストラでミニマリズムも追求した、クラシカル/オペラな大作。クラシックの人ではあるがこういうのもプロデュースしていたようです。

GAME

  • アルナムの牙 獣族十二神徒伝説(PCE/ライトスタッフ、1994)

ライトスタッフ制作のPCエンジン/SUPER CD-ROM²ソフト。エメラルドドラゴンの木村明広がイラストを担当していたのが話題になったRPG。とにかくバグが多かったのも話題に。そういうのもあって、あんまりPCエンジンのCDロムのRPGはいいイメージが無いんですけどエメラルドドラゴンとか英雄伝説とかまともでしたね。音楽はおそらくライトスタッフの人(澤下禎、川島伸二、日野由紀子)が担当しておりとてもいいです。サントラも出てます(上の動画)。音楽はオリエンタル・ニューエイジ風味で、80年代のニューエイジ・アニメサントラが好きな方にもハマる感じ。お気に入りは町の曲(下クリップ"Life 2")、フィールド?です(下クリップ"Life 5")。町の曲の喧騒音とTR-808っぽいドラムがいかにもっぽくて良いんですよね。あと内蔵音源による曲もあるんですけど、このゲーム自体をやっておらずCD-DAパートを聴いてばっかりだったので内蔵音源の記憶は薄いんですよね…。


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