週報9月②
リッピングしたもの
Vinyl
Bare Sole - Flesh(1969)
英国ヘヴィ・サイケ。デッカにデモテープを拒否された上、1970年にわずか1年の活動で解散してしまったらしい。ファズ、バタバタドラム、シャウトがいかにもでよい。
Ataraxia - The Unexplained (Electronic Musical Impressions Of The Occult)(1975)
Plantasiaで有名なMort Garsonの別名義。題名からホラーっぽいのをイメージした作品?ゴブリンにも通じるか。コスミック電子音楽作品。
Чаривни Гитары – Васильковое Платье(1978)
1973年結成のウクライナのグループ。バンド名は「マジック・ギターズ」という意味らしい。7インチ。ソ連時代は国有レーベルであった老舗のロシアのレーベル、メロディヤから。これ買ったらНадеждаも付いてきたんですがもともとセットなんでしょうか。どっちも風景のジャケットで似てたし。音はけっこうファンクネスがある。
Надежда – Это Только Начало(1977)
上のと一緒に付いてきたもの。ソ連のグループ。7インチ。バンド名は直訳で"Hope"らしい。哀愁漂うドメスティックな歌ものという感じ。間奏で急に入ってくるサイケなギターがよい。
U Roy - Hold on Rasta(?)
60年代から活動するレゲエアーティスト。「トースティング」と呼ばれるラップに似た歌唱法の第一人者とのこと。当然のようによい。
GAME
じゃじゃ丸撃魔伝 ~幻の金魔城~ - ジャレコ(1990,FC,多和田吏)
OP曲がとてもいい。2:30秒あたり。パルス波疑似ディレイ+三角波ベース。ファミコンの疑似ディレイは魔力がある。FF3のプレリュードしかり。高速アルペジオに対してのベースの動きもいい。この曲に限らずこのゲームの曲はいい。作曲の多田氏はこの頃はややいぶし銀なゲームの作曲家(FCのマニアックマンションなど)だが、最近ではポケモンコロシアムなど任天堂系にも作曲で関わっている。いやしかしやっぱりファミコン音源の疑似音響効果よいですね(ディレイとかデチューンとか)