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かくよ

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    書きたいときに書きます

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2022/10/3 1:10

二人暮しについて二人暮しも無事1ヶ月を突破した。大きな齟齬も問題もなく現状は進んでいる。しかし、それまで知りえなかった相手の側面が見えてくる…ということもなく、こと私においては凪の状態が続いている。 自分が抱えるひとつの大きな違和感として、一般的な「好意」と自らのそれが乖離しているような気がしてならない。 好意について。 私は正直、他人のことを好きだと思う感覚が未だに掴めていない。今のパートナーのことも、恐らく好きなのだろう、という感覚止まりだ。一緒にいると心地よい、安心

    • 二律背反

      就職が決まったあたりから、かなり自分のライフスタイルを変えるようなことがいくつもあった。 今までの自分のひとつとして存在していた、文章を書く私は、その辺から鳴りを潜めていた。というかそもそも、文字を綴るのは、負の感情からによるものが一番多く、次点で一人で長時間すごした後のモラトリアムで。 これからもっとそのような時間は少なくなる。なんならそんなこと考えてる暇なんて無くなっていくだろう。 でもこれも私だ。放置していた身で言うことでもないが、老後までこの私とは一緒にいたい。 人

      • あら嫌だ奥さん

        最近思うんスよ 僕って人のこと基本嫌いやなぁって感じのやつ 期待しちゃうからってのはぼんやりと理解してるつもりだったんですけど、コミュ障にはどこまでが「他人への期待」かってのが理解できませんでしたわ そういうの義務教育で教えてほしかったな 普通に遊んだり話したり企画を進めるだけだったら、考えもしないはずだったんよ嫌いとか 相手にプラスになってほしいって思ってもらうだけでじゃないっすか 良くも悪くもそれだけで十分だしさ で恐らく、そうであってほしいという僕の願望を、周囲の人

        • にっき 20/07/29

          最近占いに興味を持っているって人と話をした。アッシュグレーにパープルのカッコイイ髪色をした女性の方だった。 多分オラクルカードとかから入ったんだと思う。タロットの領分の占いを少しして、占う前にルーティンがあるか、どう練習したかなどのあるあるトークもした。 とてつもない熱量を感じた。やりたいこと、まっしぐらに取り組める才能があるのは羨ましいなと思った。占いバーのようなものを開業したいらしい。オープンスタッフに立候補しようかな。 バイトがまた第1波の時のように休みになっている。

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          2本

        記事

          のっぴきならないこと ~愛着障害に関する自分なりの考え~

          以下日記。 親から愛情をじゅうぶんに受け取っていたと思う人は、以下に僕が書いた内容に「信じられない……」と思うかもしれない。 「親に感謝を伝えましょう」━━━小学校の道徳の授業などで言われたこの言葉に違和感があった僕らには、このような事が起きていたんだと。 世の中には適切な愛情を受けずに中途半端に生き残ってしまった僕のような人間がいることを知って欲しくて、そして同じ苦しみを抱く人が共感して「自分一人だけじゃない」と思ってくれることを期待して。 愛着障害 という言葉がある。

          のっぴきならないこと ~愛着障害に関する自分なりの考え~

          感化

          知的の皮を被って生きてきたもので、仰々しい書体で虚仮威しするのは常套手段だ。アライグマが両手を広げて威嚇するように、僕のそれも可愛らしく映ればよかったのに。 自宅待機期間に桜の季節は過ぎ去り、夜の匂いは新芽の香りから梅雨入り寸前のぺトリコールへ変化しつつある。今週末はどかっと雨が降ったりして。原付登校だからそれは少し困る。 ずっとやりたかったデザインの勉強を少しずつするにつれ、自分の撮っていた写真のコンセプトが分からなくなっている。敢えて言うならバラエティに富んだ額縁のよう

          信号

          歯の治療の入院をしていてもっとも歯痒いことは、ダントツで言葉を離せないこと。要は、意思表示をスムーズに行えないこと。 いつものように自分の考えを伝えられないことは、想像するよりずっとメンタルに響く。 足の骨を折って歩けなくなることも、手を火傷して使わなくなることも確かに立ち行かない気持ちになるが、話せないこと、ごく当たり前に思考を伝達することができなくなるのは、それとは別の方向からメンタルを蝕む。 金縛りにあったことはあるだろうか。 目が覚めたら体が動かず、意識だけは鮮明

          痛痒

          宮崎に戻ってもう三ヶ月が経とうとしている。 一人で暮らしていたときに比べ、柔軟性がなくなってしまったように思う。 日の昇りきってない朝方から本格派カレーを作ったり、思い付きと気合だけで原付で大分~大阪を旅したりしていたような、たしかなときめきをはらんだそれらを、新たに構築できないでいる。 そしてそれはおそらく、友人と「会う」機会が減ったことと、一人で暮らせないことの窮屈さが関係していると思う。 私はできた人間じゃないので、でも大概の人も各々の理由でそうだろうけど、他人と接

          2019/6/21 03:43

          二つ下の後輩が呟く文字がとても魅力的に見えた。一心不乱な生活の中でも、未だ拭い去れない後悔と、それを一身に受けた葛藤が伝わってくる。淡々とした文字で、確かに叫んでいる。人として、形成されて行っている。 それを見て、かっこいいと思ったのかもしれない。でもこれはそんな綺麗な感情じゃないと考える。 俺は、その過程が見たかっただけなのだろう。 人の生を、物語のような、自分から遠いところに切り離して見ている。 コンテンツとして消費している。自分本位だ。 それじゃきっとダメだ。他の

          2019/6/21 03:43

          退学届

          何か特別な思いがあって大学を辞めるわけじゃない。いわゆる「別の勉強がしたい」だったり、「働き口が見つかった」だったり。他の誰もがとっくに見据えてるはずの、なりたい自分がようやく見つかったから辞める。誇りも何もあったもんじゃないや。 今から書くことは、自分が何を考えていたかという回想録。 つまるところ辞める口実、見苦しいかもしれないけど、ぜひ最後まで。 ずっと前、小学校や中学校の頃、目標を決めるのが嫌だった。 ひとつの終わりを想定して動くことは、面白くなかった。 今でこそ、

          退学届

          hakidasu

          最近冬が好きで、日がな一日部屋の窓は全開にしてる。前の家みたいに排気ガスは飛び込んでこないし、わざわざ開けてた窓を閉めに来る同居人もいない。それだけでもうきっと幸福だ。 大学裏の長い階段がうすぼんやりと見える。街灯は少ないけど眩しいよりはきっといい。BGMがテレビ番組でないのもポイント高い。 冷えた座椅子に座りなおして無理やりキーボードを押す。明日は大学の友人が忘年会をしに来るらしい。部屋の片づけが済んでいない。炬燵布団を干さなくては。

          ざれごと

          気づきを得ました。 実は私の「やりたいこと」はわからなかったのではなく、最初から存在してなかったのです。 幼少期、「○○ちゃんは手が掛からなくていい子ね~」と親に言われたのを覚えています。 当時の私は幼いなりに、手が掛かると理由も告げず怒り散らす、ほとんど八つ当たりのような親の説教に遭わないために、静かにテレビを見て、おとなしく部屋の隅でブロック遊びをするべきだと学んでいました。 親の言葉は、いつしか呪詛として私を縛るようになりました。 新しいことに挑戦してストレスを受

          ざれごと