運動会で接待???
さて、本日も運動会ネタです。
個人的には縦のつながりも嫌いじゃないため、数年前までは歴代会長の集まりにも顔を出していましたが、今は現役の役員の方々のことを考えてなどなど理由があって一切顔をだしていません。
なにかあった時に協力できるようにと、顧問という名誉職を降りてはいませんが、運動会にも学芸会にも顔を出さないのは、気を遣わせたくないためです。
しかし、運動会となるとまあいろいろありました。
昼休みには校長室でそうした顧問だったり、町会の役員さんがやってきて、一緒に食事をするわけです。
現役PTA会長はそこで一緒にご飯を食べるわけですが、会長はいいとして、本部役員さんが「接待」ということでお茶出しをしたり、お弁当を用意したりとかしていたので、それをやめるようにしました。
つまり、私がお茶出しを・・・といっても、急須とポットを置いておくだけでしたので、お客様がいらっしゃったらお出しするだけのことでしたので、たいした難しいことはないわけです。
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会長を拝命してから二年目だったかと思いますが、町会の役員でもあり、会長の先輩でもある方からご提案をいただきました。
先輩「もうこの接待はいらないんじゃないかな?私たちも孫がいるわけだし、家族と一緒に昼食を食べたい人がいるから、ここに来る人も減っているじゃない?工藤君だってそうだろうし、そう思ったから本部役員を接待から外したんでしょ。だったら、どうしてもここに来て食べたい人だけきてもらってもいいけれど、セルフサービスでいいじゃない」
もうこの言葉は有難かったですね。
私だって子供達と一緒に食べたいわけですが、いつもお世話になっている先輩たちを無碍にすることもできないため、「子供達みんなのお父さん」として校長室にいることを決めたのですが、その先輩は発言力もあったためすぐ先輩たちの間に広まり、翌年からはほとんどいらっしゃらなかったようです。
校長は「どうせ私は地元じゃないから、私がお茶を入れるよ」と言っていただけましたが、私がお世話になった4人の校長は、みんなそういう人格者であったことが私にとっては幸いなことだったと思っています。
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そうそう、新任の校長がいらっしゃる時には、会長が区役所までお迎えにあがっていました。
幸いにも私たちの学校は区役所に近いこともあって、行くのに苦がなかったものですから私が行っていたのです。
三人目の校長先生の時だったか、雨の日だったので車でお迎えに行ったのですが、その時かけていたCDがポール・ポッツで、校長が「こういう曲を聞かれるのですか???」と驚かれていたことを覚えています。
本当にいっぱいの経験をしましたが、良い思い出が圧倒的に多いPTA活動だったと今でも思っています。