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PTA会長になって最初に変えたこと

さて、ようやくPTAのことを書くことにします。(前振りが長いって^^;)

最初は会計監査からスタートしたのですが、三年目になる時に私より先に会長になる予定だった方が残念ながら仕事の関係でPTA活動を続けることが難しくなり、副会長になる予定だった私が会長になることになりました。

当初は口が悪い私に会長がつとまるのかなど、諸先輩が相当心配していたそうです。

まあ私はというと、役員会の司会進行でわざと悪態をついたりしていたわけで、行政であったり関係各所の判断の遅さや勘違いのような判断について、今でいうDisりをしていたりするものですから、先輩たちには会長になってもそういう言動が続くのではないかと思っていたそうです。

私だって外から見ていれば心配したかもしれませんが、他に適当な人材が見当たらなかった&育っていなかったということもあり、お目付け役に子供会会長仲間の先輩が副会長につくことで私を会長に据えることに納得をいただいたそうです。

ちなみに会長になってからそういう言動は極力控えましたので、諸先輩たちからは「役職が人を育てる」と言っていたそうですが、私は狙っていっていたので違うんだよなあ・・・と今でも思っています(苦笑)

私が掲げたPTAの目標は「保護者が楽しいPTA」でした。

そのためには旧態然としたものを変えていかなくてはならないと思ったのですが、急いで改革をしてしまうと諸先輩方がうるさくてどうしようもないのです。

たぶんPTA会長や役員をされていた方々の中にはそういう思いをされたことがいらっしゃると思いますが、私はそういう方とも議論(喧嘩ではありませんよ~)をしました。

私がそれは違うと思ったものは、例え重鎮であれ議論をふっかけに行きましたので、先方も驚かれていましたが、真剣さだけは伝わっていたので、徐々に理解をしていただきました。

・・・で、一番最初に変えたことは今でも覚えています。

役員会が毎週第三金曜日の15時から行われるわけですが、担当の学年さんは一時間早出して「お茶出し」というのが行われていたのです。

私はこれを初回(初回は学年さんではなく、本部役員だったのでお願いしましたが)の私が会長として開催された役員会にペットボトルのお茶を持って行って「私の最初の提案なんですが、お茶出し当番をやめませんか?飲みたい人はこうやってお茶や水を持ってきませんか?」と話をしました。

もちろん役員会の誰からも異議はなく、翌月からお茶出し当番はなくなりました。

ところが・・・なんと先輩の数名からクレームがつきました。

そのクレームをつけてきた先輩たちに聞こえるように「時間の無駄」と言い放ったことについて気に入らなかった方もいらっしゃったようですが、現役で活動しているのは私達でしたので、それ以上文句を言わせませんでした。

当たり前ですよね・・・子育てで忙しいというのに、役員を引き受けざるを得なくて、それでさらにほかの人より一時間早く役員会時にでなきゃならない無くても良い仕事なんて、やめてもいい仕事ですよね。

その他変えたことは、IDカード(といっても役員さんの顔写真と学年組、氏名、役職を記載した紙)の発行、PCの導入、PCに接続できるリソピー(白黒のわら半紙に印刷できる印刷機)などなど、いろいろなものでした。

そちらはまたご紹介させていただきます。

しかし、私にとっては貴重で楽しい時も、厳しい時もあった10年ほどでした。

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