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まったく違うジャンルを書く刺激と発見

ミステリーが大好きだ
面白い小説とはミステリーだ

そんな視野で生きている

だから自ずとミステリーを書きたい書きたいと気持ちがいく

そんな拗らせた趣向の中、
ミステリーではないエンタメ作品を最近書いている。

こういう場所で
こういう事が起こったけど
実はこうだったので
こうなった

といったエンタメ構成は変わらないのだけど
その過程に、謎と謎解きのプロセスを抜くだけで
こうも色が変わるのかと

新鮮な気持ちや、気付き
刺激的な悩みや、苦労が一文字ごとに湧いてくる

ミステリーの時は、これに頼ればお話に芯が通ったけど、それがない時はどうするんだ?

とか

ミステリーの時は、これを組み立てるのに苦労したけど、それをやらなくていいのは面白い

とか

前者の例で言うと、魅力的な謎がない中
お話の流れだけで飽きさせない構成を作らなくてはならない苦しみ

ミステリーには話の真ん中に事件があり、謎がある
それが恒星のようにドンと構えてくれてるから
衛星としてのストーリー、サイドストーリーが回しやすい


後者の例で言うと、伏線配置が凄く自由なことだ
ミステリーを描いている時、
伏線はバレないように、それでいて読者にフェアなように…。
そんな絶妙な塩梅を、模索し苦労した

しかし、ストーリー一本のエンタメだと
ある程度フェアさを捨ててもよいのだなという
ある種の自由を得た感じだ


とにかく描けば描くほど学びが多い
それが、ただ、ただ、気持ちいい

下手の考え休むと同じとはよく言ったもので

素人作家はとにかく書くこと、
それが一番成長に繋がる

そう実感する日々である

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