今年『も』小説家になれなかった
人生とはままならず、
小説家になれぬまま一年が過ぎてしまった。
2024年得たものとえば新NISAで得た含み益ぐらいなのではないか
お金なんていらないのに
進みたい人生を実現させたい、それだけなのに
小説家の夢と、株の含み益は、ちょっと似ている
ワクワクに溢れているが、手元には無いところ
明確な違いは、
株はいつでも利確できるが
夢は自由に成し遂げられない
諦める事はいつでも出来る
その場合、損切りにあたるのかしら
頑張ったのに報われなかったと
挫折に満ちた顔ができれば、幾分楽なのだけど
振り返ってみると怠慢に満ちていた
具体的には応募する新人賞を増やそうと
息巻いていたが
結局去年と同じ量
熱意と同じくらいだったのではなかろうか
小説家になれなかった一年は
努力の軌跡ではなく
自分への嫌悪感として重くのしかかっている
このまま漫然と歳を重ねていいのか?
後悔せずにあの世に行けるのか?
年末だってのにガッツリ落ち込んだ次第