検察庁法改正案見送りの原因は
検察庁法改正案は見送りとなりましたが
国民に納得してもらい次期国会に手
法案化を進める意向だそうです。
どうして、これほどこじれているのか?
色々な解釈があると思いますが、
私は1月31日に黒川氏の定年を半年延長する
閣議決定をした事の理由が曖昧だから
と考えています。
検察官の定年延長は初めてなのに、
内閣は「業務遂行上の必要性」とだけ説明、
この必要性を丁寧に述べて順序だてて
進めていかないと理解は得られません。
黒川氏は政権寄りスタンスで
慣例であれば黒川氏は検事総長になれず
定年退職なっていたものを無理矢理
やりくりしようとするものなので
答弁も二転三転し疑惑を深めました。
さらに追い打ちが検察庁法改正案を
早急に可決しようとしたので
メディアを中心に異論が出て飛び火しました。
検察は悪事を取り締まり、時には政治家にも
追求を強めないといけない存在が
政権の犬になってしまいそうな雰囲気が
あるなら国民の理解も得られないでしょう。
少なくとも黒川氏を検事総長に起きたいなら
正々堂々と理由を明らかにするべきです。
本当に必要なら理解も得られるでしょう。
コロナ禍で国民は苦しんでいるのに
こういう事をごり押して進める意義はあるのか?
国民感情としても生まれて当然です。
今回の問題は進めるたびに問題が起こり
論点もぐちゃぐちゃになりがちですので
最初から必要性を検証していくのが良いです。
まずは閣議決定の是非からでしょう。