牛刀とはどんな包丁?特徴とメリット・デメリットは?
「牛刀とはどんな包丁?特徴とメリット・デメリットは?」
家庭や飲食店などのプロが多く愛用している包丁と言えば、【牛刀】でしょう。
【牛刀】は肉魚野菜など幅広い食材を切ることができる“多用途万能包丁”です。
【牛刀】が多くの人から愛されているのは、使い勝手の良さにあります。
切っ先が尖っていて、肉に切り込みやすくカーブを使ってすっぱりと切ることができます。
カーブの少ない面では野菜を切ることができ、鋭い切れ味と頑丈な刃で魚を捌くこともできるんです。
【牛刀】と言えば、肉を切るための包丁と思っている人や、とりあえずなんでも切れる包丁と思っている人が多いと思います。
しかし、もっと【牛刀】の魅力を知ると、さらに有効的に活用できるようになりますよ!
当記事では、牛刀について以下の内容をまとめています。
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1. 包丁の材質の種類
2. 包丁の材質の特徴
3. それぞれの材質のメリット・デメリットと選び方
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牛刀にはどんな特徴がある?
【牛刀】はその名の通り“肉を切るのに適した包丁”です。
しかし【牛刀】のすごいところは、肉だけでなく、小さな魚を捌いて、三枚おろしにすることも可能なことです。
肉や魚だけでなく、野菜も切ることができる包丁なので、主菜や副菜を作るのに大活躍してくれます。
ここでは【牛刀】の特徴を詳しく見ていきましょう。
【牛刀】は刃渡りが長いので、肉魚野菜など幅広い食材を切ることができる万能な包丁です。
家庭料理で肉魚野菜を扱う際に、【牛刀】があればたった1本で多用途に使えるので楽に調理ができるようになりますよ。
家庭用は、調理スペースなどを考えて15~20㎝程度のサイズ【牛刀】が使いやすいでしょう。
飲食店やプロの料理人が使用する場合は、家庭用よりも大きめのサイズで20~30㎝ほどの【牛刀】が扱いやすいと言えます。
刃幅は狭く、刃厚は薄いため扱いには注意が必要です。
トントンと上からまな板に刃をたたきつけるような切り方をしたり、力任せに切ってしまうと刃こぼれや刃が曲がってしまう可能性があります。
【牛刀】の形状の特徴から、どういった切り方に向いているのかを見ていきましょう。
刃渡りが長い【牛刀】は、大きな食材、かたまり肉などが切りやすいです。
刃幅が狭いので、肉に切り込みやすく魚も捌きやすいです。
刃厚が薄いので、食材にスッと刃が入りすっぱりと切れます。
【牛刀】を扱う際は、押し切りという方法でカーブをいかして刃を前に滑らせるように切ると食材が良く切れますよ。
牛刀にはどんなメリットがある?
【牛刀】には多くのメリットがあります。
メリットを知ればより効率的に【牛刀】を使えるようになりますよ!
【牛刀】の長い刃渡りをいかして、大きなかたまり肉が切れます。
刃渡りの短い包丁では、大きな肉をまっすぐ切ることはできません。
また刃幅が狭いため【出刃包丁】がなくても魚を捌くことが可能です!
魚を捌く機会が少ない家庭では、わざわざ【出刃包丁】を買うのも…ということもあるでしょう。
そんなときにも【牛刀】があれば、日常的にも使えて、魚を捌くときにも活躍してくれますよ!
切っ先が鋭利になっているので、かたまり肉に切り込みやすくなっています。
また、肉の筋など切りにくい部分にも刃が入りやすくキレイに切ることができます。
刃がカーブしているので、肉が切りやすいです。
押し切りをすることで効率的に切れます。
初心者には難しいかもしれませんが、料理に慣れている人は【牛刀】でみじん切りができます。
【牛刀】の刃先のカーブの部分をまな板につけて、まな板についている点を支点として切るようにするとみじん切りも可能になりますよ!
牛刀にはどんなデメリットがある?
メリットがたくさんある【牛刀】にもデメリットがあります。
デメリットを知ることでさらに上手く【牛刀】を扱えるようになりますよ!
【牛刀】の特徴である刃渡りの長さは、小さな食材を切るときや小細工をするときには扱いづらくなってしまいます。
また、皮むきをするにも刃渡りが長すぎて切りづらさを感じてしまうでしょう。
刃幅が狭いので、カサの大きな野菜は切りづらいです。
例えば、キャベツなどの葉野菜を切ろうとしたときに、【牛刀】では刃が埋まってしまい、まっすぐに切ることは困難です。
切っ先が鋭利なので、先端恐怖症のような尖ったものが苦手な人は扱いづらさを感じる場合もあります。
刃がカーブしているため、まな板に接している面が少なくなっています。
そのため、野菜などをトントンと切る場合下まで食材を切ることができないこともあります。
例えば、【牛刀】で食材を切った際に、漬物がつながってしまった!
ネギは切り込みだけが入るだけで切れていない!
というのもカーブの部分が影響しているのです。
【牛刀】の特徴やメリット、デメリットを知ると、どういった場面で【牛刀】を使うのと適切なのかが判断できるようになりますね。
万能包丁である【牛刀】を効率的に使うためにも【牛刀】の特徴をしっかりとおさえておくと良いでしょう♪
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