見出し画像

正義の流儀

① はじめに

 悪の帝王 ルドルフ=ラッセンディルが『正義』について熱く語っていた。

いかに素晴らしいことをしていても、そこに陶酔とか「自分は今、いいことをしている」という意識が入り込んだ途端に、簡単にすり抜けてしまう。

歴史に残すべき金言である。ルドルフ氏は正義についてこれだけ理解しているにも関わらず、自分の正義に盲信して、暴徒化してしまった。

寿司・生ビール・サイゼリヤ・カツパン

ぱっと見、「飲食関係の人間か!?」と思うレベルに、見事に食べ物で予測変換が埋まるほど炎上している。

特に象徴的だったのが、つい先日炎上したばかりのルドルフ・サイゼ騒動。

サイゼで満足してる人間は貧しいと吐き捨て、社会問題にまで発展した。

彼に一体何の正義があって、これほどまでに暴走し、闇堕ちしてしまったのか?

彼のツイートを掘って、ルドルフ=ラッセンディルの正義の流儀を分析していく。

根本的な『正義』について知りたい方は、青識亜論氏が分析されていたのでこちらの記事をどうぞ。


② ルドルフの正義

 上述の、寿司・生ビール・サイゼリヤ・カツパンについて、なんのこっちゃ分からない人が大半だと思います。

ルドルフ氏が何の正義を持ってこれらの内容で炎上に至ったのか、一つずつ解説していきましょう。


・寿司炎上

寿司炎上に関しては、ルドルフ氏が好意を寄せている居酒屋に対して、料理の写真をツイートして難癖を付けていたアカウントへのカウンターで炎上しました。

ルドルフ氏がその写真を見て「寿司に醤油をびちゃびちゃにかけて下品だ」という旨のエアツイートをした所、実は居酒屋側が醤油を塗った状態で寿司を提供していた。

という、日本昔ばなしみたいなオチです。

守ろうとして背後からマシンガンで撃ち抜いてしまった悲しい話ですね。てか、そもそも居酒屋に失礼すぎます。

スターウォーズのパドメを守ろうとしたアナキンとも例える事が出来ます。その結果、ダースベーダーになったという王道の悪役の悲しいエピソードですね。


・生ビール炎上

生ビール炎上に関しては、こちらもルドルフ氏が好意を寄せている居酒屋に対して、ビールの値段が高いと難癖を付けたアカウントがいて、それに対するカウンターで炎上しました。

スーパードライの中身も生ビールではあるのに、生ビールと思ってそうとトンチンカンな発言をしてしまい炎上しました。

ルドルフとしては「ビールサーバーでジョッキに注がれるビールは高いだろ」って擁護したかったのでしょう。

その結果、Twitterのトレンド入りを果たし、スシローの生ビール炎上を鎮火させるという、まるでスシローの回し者みたいなスシローにとってのファインプレーを炸裂させたのです。


・サイゼリヤ炎上

サイゼリヤ炎上に関しても、発端はルドルフ氏が好意を寄せている居酒屋の店主への批判のカウンターだったみたいです。

どれだけその居酒屋が好きなんですかね。そんなに好きなら早く食べに行けよと思いますが、個人の自由なので置いておきます。

いくらカウンタームーブだったとしても、サイゼリヤで満足してる国民全体を殴れば燃え広がるに決まってますし、考えが足りませんね。

インフルエンサーや国民を巻き込んだ騒動だったので、まだ読んでない人は是非。


・カツパン炎上

カツパン炎上に関しては、絵師さんが趣味で投稿したツイートに描かれていた「カツパン」が美味しそうじゃないと難癖をつけて炎上したみたいです。

この件は今までとは毛色が違いますね。何かを守ろうとしたのではないので、何の正義も感じられません。

挙げ句の果てに、かつパンの写真をアプリで加工して当て付けのようにツイートもして叩かれました。

どう考えても今までみたいな正義がないですね。ただの嫌がらせです。

今までの傾向から考えると、また居酒屋を守ろうとしたのではないでしょうか?ツイートを調べてみましょう。

あ、何の正義もなかったみたいです。

気に食わないからイチャモン付けて騒ぎ立ててたみたいですね。ダメだこりゃ。


③ ルドルフの正義の流儀

 カツパン炎上は本人が認めているように、だだの嫌がらせだったみたいですが、それ以外の炎上は明確に何かを守ろうとしての行動でした。

冒頭で悪の帝王と紹介しましたが、彼にも彼なりの正義があっての行動だったみたいです。ちょっと頭が悪いせいで、悪気なく炎上してしまっただけですね。

では、ここからはルドルフ=ラッセンディル氏の正義の流儀を確認するために、過去ツイートから正義について掘り下げていきましょう。

あれ??正義は人それぞれじゃないんですかね?

せっかくルドルフ氏を強引に擁護する為に「彼には彼なりの正義がある」としたのに、「人の数だけ正義がある」みたいな論は嫌いなんでしょうか?

まさか、ルドルフのみが正義の象徴であり、唯一無二の正義の神だと思ってるとか?

いや、そんなはずがありません。それこそ、漫画に出てくる悪の帝王みたいな思想ですよ。

次へ進みましょう。

ん??自己紹介ですかね??

他人の表現活動を妨害しておいて、熱く正義を語ってるのに、面の皮厚すぎませんか??

もう少し核心に迫りましょう。

ん?ちょっとなに言ってるのか分からないですね...

パン屋さんが正義の味方ってことは、アンパンマンの世界観で生きているのでしょうか??

街を壊してるバイキンマンが悪だと。

いや、アンパンマンに失礼です。すみません。

追記:ウルトラマンの話でした。

では、他の作品ではどうでしょうか?

ルドルフ的には特撮界隈も正義ではないみたいですね。

ウルトラマンも仮面ライダーももう正義ではなくなっているんですね。

さっきから抽象的な言質ばかりで、なかなか正義が何かを論じてくれません。もう少し掘ります。

本当の意味での「正義」の根幹は、そう容易く動かされるものではない、と言ってます。

やはり、ルドルフ氏は本当の意味の正義を知る、世界でたった1人の人間みたいです。

あと少しで何かが分かりそうです。

ここにきて、かなり正義の核心に迫ってきました。

「※ 相対主義 では正義の普遍性には踏み込めない」

という情報が出てきました。

※相対主義(哲学で、真理、規範、価値などが、唯一絶対のものであることを否定して、すべて個人や社会と相対的なものであることを主張する立場。)

もうそろそろ回りくどい言い方に飽きてきたので、本当の意味での正義の根幹や、正義の普遍性について教えてほしい。

正義の伝道師、ルドルフ=ラッセンディルよ!!

私たちに正義とは何かを教えてください!!

えっ!?!?!?

結局のところ、ルドルフ氏は正義は何か分かってないんですね、、、

今まで散々ゴニョゴニョやってたのは何だったんですか!?

お願いしますっ!!もう後戻りできないんですよ。noteは縦スクロールなんですよ!!

みんなの時間を返して下さい。読者を何だと思ってるんですか!?

せめて、ヒントを下さい。お願いします!!なんでもするから!!!

え!?めちゃくちゃカッコいいポエム...

④ まとめ

 ここまで研究して判明したことですが、ルドルフ氏自身も正義がなにか全く分かっておらず、そのくせ偉そうに正義を語っていたみたいです。

でも、ある種の真理かもしれません。

我々は太陽をしっかりと見定めることはできなくとも、光のある方を目指すことはできます。

その真理を知っていただけ、ルドルフ氏は頭ひとつ抜けてましたね。流石です。

これからも、我々で「ルドルフ」という希望の光を目指していきましょう。

ルドルフ=ラッセンディル氏、ありがとう。

それでは最後にもう一度、正義の伝道師の有り難いツイートをご覧に下さい。

いや、やっぱりお前 悪の帝王やないかいっ!!

こっち来んな!!お前は闇だ!!!!!!

以上。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?