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【2024年振り返り】認定ワークショップデザイナーになってから、日常が大きく変化した話

みなさま、いかがお過ごしですか?
早いもので、2024年もあと少しですね…!

ということで、こちらは、WSD(ワークショップデザイナー育成プログラム)修了生のアドベントカレンダー「WSD Advent Calendar 2024」の19日目の記事としてお送りします!

WSD修了生の方が多く読んでくださっているかもしれないので、改めて自己紹介!
青学WSD37期のだまちゃんです。

noteを書き始めたころの自己紹介は、こちらをご覧ください。
ポッドキャストでも自己紹介しています!)

今年noteを開設したこともあり、初めてアドベントカレンダーに参加。
どんな方々に届くのだろうと、ワクワクソワソワしながら筆をとっています…!
自身の内省も兼ねて書くので、多分、いや確実に長くなりますが、ご関心あるパートだけでも、ちらっとのぞいていただけたら嬉しい限りです♪


はじめに

私にとって2024年は、憧れていた「認定ワークショップデザイナー」の資格を取得したメモリアルな年。
実際に取得してみると、想像していた以上に、なんだか日常の景色がものすごく変わっていきました。

ターニングポイントともいえる年になったので、今回は、認定資格を取得してからの変化や気づきを綴ってみたいと思います。

繰り返しになりますが、確実に長くなりますので(笑)、ご関心のあるパートだけでも、ちらっとのぞいていただけたら幸いです!


【1】私が「認定ワークショップデザイナー」の資格を取得した理由

まだこのnoteでも、具体的に経緯とか背景を綴っていないのですが、実は2024年9月からフリーランスになりました。

私はいま、社会人6年目の28歳なんですが、社会人2年目(WSD受講前)に、自身の生き方や認知と向き合う時間を過ごして以来、ずっとフリーランスになることを考えていました。
「きっと私に合う働き方なんだろうな」と、なんとなく勘づいていたのです。

とはいえ、当時は「何を生業として独立したいのか?」がボヤッとしていて、すぐには決断できませんでした。

そんな中で、2022年にWSD(ワークショップデザイナー育成プログラム)を受講し、「これだ!この道だ!」と"出会った"感覚を覚えました。

自身が生きる上で大事にしていきたい価値観と、ワークショップデザインで大事にされている価値観が、なんだかあまりにも重なる感動。
心がじわじわしてくるような、嬉しい共鳴。

そして、ワークショップデザインや場づくりに関心がある方々との出会い。
なんだかやみつきになるような、シンパシーの連鎖。

"ビビっとくる"とはまさにこのことで、その後の社会人生活のあり方に悩んでいた私は、生き返る感覚すら覚えました。

今でも大事にしている、WSDで使ったアイテム

そこで、「探求を続け、これを活動の主軸にしていきたい」「もっと実践と学びに時間をかけて、専門性を身につけたい」という想いから、2024年3月に認定ワークショップデザイナーの資格を取得。

その認定資格が自身の大きな糧となり、周囲のご理解・ご協力と、様々なご縁にも恵まれ、ピンとくるタイミングがきて、2024年9月にフリーランスになりました。
(この選択を受け入れ、背中を押してくれた職場の方々には、本当に感謝してもしきれません。この場を借りて、ありがとうございます!)

▼認定ワークショップデザイナーのwebページはこちら


【2】"自己紹介"が大きく変わり、コラボレーションの輪が広がった

フリーランスになったこともあり、2024年9月からは、もちろん日常の過ごし方・働き方も変わるんですが、何よりシンプルに、自己紹介が大きく変わりました

本当にシンプルな変化なんですが、これが2024年の中で一番印象に残った変化だった、といっても過言ではありません。

「認定ワークショップデザイナーとして、現在フリーランスで活動している、だまちゃんです。活動のキーワードは、組織開発、コミュニケーション、場づくり、ワークショップです。よろしくお願いします!」

こんな感じのフレーズを口にする機会が増えるわけですが、これまでは考えられないくらい、自己紹介を起点に色んな方々と会話が広がっていく感覚があったんです。

このフレーズを口にした直後、例えば以下のような声をいただくことが増えました。こういう展開は新鮮で、嬉しくて、面白くて…!

「対話とか興味あるので、場づくりの活動、気になります!」
「職場の会議の工夫の仕方とか、いつも悩むんですよね…ちょっと話したいです。」
「チームに今〇〇な悩みがあるんですが、こういう課題も、ワークショップで何かできたりするんですか?」

などなど。はじめましてにも関わらず、まだ少ししか自己紹介していないにも関わらず、お互いの何かが重なる感覚。
様々なバックグラウンドの方が声をかけてくださる、そんな嬉しい共鳴の数々。

そう。ここで何を伝えたいかというと、日々出会う方々のおかげで、「ワークショップデザイナー」という職の可能性に、改めて気づかされる瞬間が非常に多かった、ということです。

業界、職種、年次に関わらず、ワークショップや場づくりって、めちゃくちゃ色んなコラボレーションができるんだなと、強く実感。

WSDでは、「ワークショップデザイナーを言い換えるならば、"コミュニケーションの場づくりの専門家"である」と定義されていますが、いやぁこれがまさにまさに!ってな感じで。

人々のコミュニケーションが生まれる様々な場に、ワークショップデザイナーとしてコラボレーションできる可能性が沢山秘められているんだなと。

もちろん、この職の幅広さの魅力には気づいていたはずなんですが、認定資格を取り、自己紹介の主軸となったことで、「ご縁の広がり方がこんなにも変わるのか!」と感動しました。

その感動を写真で表すとしたら、これかなぁ
@大好きな場所・軽井沢

ここでちょっとだけ、資格を取得した理由の話に戻りますが、正直数年前の私は、ベテランのファシリテーターや研修講師の方と一緒に仕事をする中で、「まだキャリアが豊富といえる年代ではないのかな…それがネックになる場面もあるよな…」など気にしていた時期もありました。
実際、ネックになって関われなかった案件もありました。

頭では理解できる。もちろん、誰のせいでもない。
(むしろ職場の方々には、沢山考慮していただいた。)
でも、時間は早送りできないし、なんだかもどかしかった…。

そんな葛藤の中で、「キャリアはすぐに追いつけなくても、"学んだ証"が何か可能性をひろげてくれるのでは…」という期待でWSDを受講し、認定資格も取得したいと思っていました。

今年は、そんなかつての想いがどこか報われるかのように、「認定ワークショップデザイナー」という肩書きが背中を押してくれるシーンが多くありました。チャレンジさせてもらえる幅が広がって、すごくすごく嬉しかった。
でもそれ以上に、本当にそれ以上に、その肩書きを起点に、ワークショップ・場づくりとのコラボレーションに関心を寄せていただく場面に多く出会えたことが、何より嬉しかったです!

2025年も様々な出会いがあるのかなと思うと、今からワクワクしています。


【3】今年の活動をちょこっとご紹介!

そんな変化もあった中で、ありがたいことに様々なご縁をいただき、企業、大学、個人の生誕祭企画など、色々なコラボレーションの機会をいただきました。

ワークショップデザイナー、ファシリテーターにとって、つくづく、実践の機会をいただけることほど、学びになることはないなと。
本当にありがとうございます。

ここでは、今年携わったワークショップのうち、noteに載っているものを一部ご紹介。詳細はそれぞれの記事にて、ご覧いただけたらと思います。
(記事に残るって、一期一会な時間が真空パックになる感じがして、すごく嬉しい。素敵な記事を書いてくださったみなさまに、改めて感謝です!)

ちなみに、それぞれの記事を読んでいただくとわかるかと思うのですが、上記の3つの事例には、私自身のちょっとした"関わり方の違い"があります。
上から順にざっくり書くと、こんな感じ。

・自身がメインでワークショップデザインを担当するケース
・「自分で場をつくってみたい」という方から相談をいただき、プロデューサー&応援隊長のような立ち位置で、共同企画するケース
・企画に関わりつつ、参加者にもなり、イベントレポートを書いて発信することに注力するケース

気づけば、こんな風にワークショップに様々な関わり方をし始めたことも、2024年の私の特徴かもしれません。

最近気づきはじめたことなのですが、プロデューサー、ライターといった企画編集的な役割もすごく好きで、それらの役割とワークショップの掛け算は、大好物だなぁと。
また、noteには残していませんが、今年は参加者がワークショップ中に振り返りができるためのドキュメンテーション手法の1つ、「RTV」(Real Time Video)の撮影・編集にもチャレンジしました。

2025年も、ワークショップや場づくりに様々な角度から、自分なりのスタイルで、関われたらいいなと思っています。


【4】まさか「場づくり」の沼にハマり、ポッドキャストまで始めるとは

最後に、2024年一番のハイライトといっても過言ではない、この話!
7月にからワークショップデザイナーの先輩てっちゃんもっくんと、場づくりやワークショップデザイナーを探求するポッドキャスト「PLAYFUL RADIO」を始めました🎙️

▼こちらはSpotify。
Apple Podcaststand FMも含め、毎週月曜日に配信中です!いつも聴いてくださっているリスナーのみなさん、心からありがとうございます!
(#24からマイクを揃え、音質がちょっと良くなりました〜!)

始めたきっかけは、以下の記事に書いているのでココでは割愛しますが、
端的に言うと、てっちゃん・もっくんと一緒にいる時の"場づくり探求トーク"がめちゃくちゃ面白くて、「独り占めするのがもったいない!」と強く感じたからです。

いやぁつくづく、ポッドキャストは、どこか衝動的に、好奇心のまままにチャレンジした大きな出来事だったなと。

初心者ながら番組を立ち上げ、企画・編集・MCにトライしたので、最初は続くかどうかもわかりませんでしたが…
ロゴやジングルは、素敵なクリエイターの方々に多大なご協力をいただき、リスナーの方々からの「聴いてます!」の声が励みになり、毎週楽しく配信させていただいています。

今や自身にとって欠かすことのできない、大好きな活動の一つです。
本格的に「場づくり」の沼にハマったな…そんな感覚です(笑)

前述の通り、ワークショップデザイナーは「コミュニケーションの場づくりの専門家」とも言い換えられるのですが、
ポッドキャストという音声メディアを通じて、ワークショップデザイナーという職の可能性も広げていけるのではないか?と、最近強く思っています。

収録で3人で対話し、探求する時間。
リスナーの声から生まれる、新たな探求の芽。
企画テーマ、トークの掛け合い、リスナーからのお便りなど、あらゆるシーンに溢れる「問い」の数々。

これもある種の、「コミュニケーションの場づくり」じゃないか…?
音声メディアを通じて、ワークショップデザイナーの学びを盛り上げていくこともできるのでは…?
2025年、さらにチャレンジしてみたいな!

そんな好奇心が芽生えている、今日この頃です。

2024年は、てっちゃん、もっくん主催の「PLAYFUL LEADERS」の受講も経たおかげで、一層How can weのスタンスで、わくわく実験したくなっています!

▼私が「PLAYFUL LEADERS」を受講した理由は、以下に書いています!


おわりに

やはり予告通り、長くなりましたね(笑)
ここまで読んでくださった方がいたとしたら、心からありがとうございます!

「なんでそんなに、ワークショップデザインに、場づくりに、その探求に、情熱が湧いてくるの?」

2024年に多くいただいた問いの一つです。

色々理由はあり、社会人2年目の休職の経験をはじめ、人生そのものが関わる話なので、すべて語ろうと思えばエッセイ一冊分とかになりそうな勢いですが。
(ニーズがあるなら書いてみたいけども、果たしてあるのだろうか…いつか書いてみたい憧れはある…とぼやきの声も出してみる)

やっぱり一番は、
「ワークショップデザインや場づくりを学んで、自身が救われ、出会いが広がり、人生がみるみる豊かになっているから」
だなと思います。

私がこの領域に救われたように、誰か救われる人がいるのかもしれない。
ワークショップのような、「自他の違いを活かし合い、ともに学び合う場」が増えたら、共同体として生きていく私たちの日々が、豊かになっていくのではないか。

そう信じる私は、ほんの少しでも、その豊かな時間をデザインしていきたい。いまは、そんな気持ちです。

そして、同時に私は、ワークショップデザイナーとして場をつくりたいだけでなく、ワークショップデザイン、場づくりを学ぶことの面白さを広めたいのかもしれません。

2025年も、普段の発信はポッドキャストをメインにしつつ、節目節目に、noteでも色々言葉にしていきたいなと思っています。
熱く、楽しく学びながら、存分に五感も研ぎ澄ませて、How can weで探究・実験していきます。

ここまでお読みいただいたみなさま、ありがとうございます!
探求の日々、またシェアさせてください🌼


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