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写真の利用時はご一報ください

趣味は何ですか?と聞かれたら、昔は迷わず「合唱」と答えていたけれど、最近は「写真撮影」が先に出るようになった。

写真を撮るようになったきっかけは、7年ほど前に新・福岡古楽音楽祭の記録写真係を頼まれたことである。それまで特にカメラが趣味とか得意とかいうわけでもなかったのに、なぜか委員長から「だまちゃん写真お願いね」と言われ、最初は軽いお手伝いのつもりだったけれど、いまや実行委員に取り込まれてしまい、今思えばそれは「いいんちょの策略」だったのであろう。

はじめは手軽なコンデジのオート撮影でポチポチやっていたけれど、コロナ禍となり、写真を撮る機会であった音楽イベントも旅行もままならず、唯一やれることが「競馬」だけになってしまった(私の主戦場佐賀は2020年9月から条件付きで観客の入場を再開)。動き続ける馬を撮影するにはシャッタースピードの調整ができないことにはブレブレ写真ばかりになってしまう。そこで思い切ってミラーレス一眼レフを購入、きれいな写真が撮れるようになった。そして撮った写真は片っ端からnetkeibaのデータベースに投稿している。

写真をnetkeibaに上げていると、いろんな方からメッセージをいただく。中央所属時代の元一口出資者さん、南関東で追っかけていたけど佐賀に移籍してしまって寂しい思いをしていたファンの方、畏れ多くも馬のオーナーさんからも。「元気な姿を見ることができました」と。完全に自己満足のうまくはない写真だけれど、喜んでもらえてとてもありがたい。

一方で残念なこともある。

写真の無断転載。

他人が撮った写真を自分のウェブサイトやSNSに無断で上げることは著作権の侵害だし、netkeibaの規約でももちろん禁止されている。

先日、とある方がTwitterに私の写真が転載されていることを教えてくださった。netkeiba写真館の先達で、いつも素敵な写真を投稿されている方だ。

netkeibaのクレジットがついたまま使われているのは時々見かけていて、それはまだ「引用」の範囲だと考えられるのでさほど気にはならなかったけれど、今回はわざわざクレジット部分をトリミングで除去していたので、明らかにNGである。

わたしの写真であればいくらでも使っていただいて構わないのだけど、それが法に反することなってしまうのはあまり気分が良いものではないし、著作権侵害は親告罪なので、私が訴えればその方は犯罪者となってしまう。つたない写真でよろしければ、ご相談くださればオリジナルの写真をお渡しするので、ぜひご一報ください。

著作権侵害、ダメ、ゼッタイ。

(ヘッダ画像:2022/2/23 たんぽぽ賞。勝ち馬タケノサイコウ、この時点では後方集団。驚異の末脚。)

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