スイス旅行に役立つ情報集!費用・役立つサイトなど【#0】
いよいよ今回から始まるスイス旅行記。
記念すべき一回目は、スイスの基本的な情報や旅行予定、利用したサイトをご紹介
スイスとは
広さは九州ぐらい。隣国はフランス・イタリア・ドイツ等で、ヨーロッパの主要国が近いです。その他はウィキペディアを見てもらうのが手っ取り早いのでリンクからどうぞ。
言語と治安
言語
スイスの公用語はドイツ語・イタリア語・フランス語・ロマンシュ語の4種類もあり、地域により使われる言語が違うようです。ただドイツ語と言っても、スイスドイツ語と言われるようにかなりなまりがキツイようで、普通のドイツ語ともまた違うようです。
ただ実際は、ホテルや観光地で話す機会のある人はだいたい英語も話せるので、英語で話すことができれば、関わる人大体とコミュニケーションを取ることができます。(英語で話すことができればの話ですが…)こちらの拙い英語でも大体聞き取ってくれたので、スイスの人の英語力は高いのだなと思いました。公用語がただでさえ多いのに本当にすごい。スイスの人で英語が伝わらなかったのは現地警察の人ぐらいでした。
治安
スイスの治安は良いと聞いていましたが、評判通りとても良かったです。
変な人もいないし、スラム街みたいな怖い地域も今回立ち寄った観光地周辺にはありませんでした。他の外国と比較してもスイス以上の治安の国はレアなんじゃないでしょうか。フランスみたいに物乞いやスリがいたりする、みたいな事は殆どなかったです。
ただ、間違っても外国は外国。日本以上なんてことは無く、陸続きで隣国と接しているので、注意しなければいけないところもあります。
例えば国際列車も走っていたりするので油断は禁物です。(今回僕は国際列車で痛い目を見ることになりました。)
行程
今回のスイス旅行の行程はこんな感じ
飛行機含めて10泊12日間の旅行です。
初日:移動日(チューリッヒ→サンモリッツ)
2日目:氷河特急で鉄道旅(サンモリッツ→ツェルマット)
3日目:クルムホテル3100宿泊(ツェルマット滞在)
4日目:ツェルマット散策
5日目:移動日(ツェルマット→グリンデルヴァルト)
6日目:グリンデルヴァルト散策
7日目:グリンデルヴァルト散策
8日目:移動日(グリンデルヴァルト→フランス パリ)
9日目:パリ散策
10日目:帰国(パリ→大阪)
ヨーロッパは陸続きで繋がっており、国同士の移動も割と自由なので
国を跨がないともったいない!ということでフランスにも足を伸ばしました。
スイスはイタリア・ドイツにも隣接しているので、どこに行こうか迷いましたが、
帰りの飛行機等も考慮してフランス・パリを選択しました。
(パリなら空港でかいし飛行機の数多そうという安易な理由)
持ち物と服装
持ちもの
・カメラ類(Nikonは全部消えた)
Nikon Z6ii
Nikkor Z 14-24mm
Nikkor Z 100-400mm
Nikkor Z 24-120mm
RICOH GRIII
・iPhone 15Pro
◎iPad(機内暇つぶし用)
◎モバイルバッテリー
◎海外用変換プラグCタイプ(ヨーロッパはこれが多い)
・USB-C充電器
・胃腸薬
◎カップヌードル、お~いお茶ティーバッグ
・カイロ
◎ネックピロー
・クレジットカード(2種類)
◎Anker Eufy(エアタグ的なもの)
・予備財布とパスポートコピー
・イヤフォン
ざっと思いついたのはこんな感じ。
◎はかなり役立ったアイテムたち
↓下もオススメ(旅行中暇なとき読んでた。重たいけど)↓
Amazonリンクはアソシエイトリンクを使用しています。
服装
スイスの6月は冬と春が入り混じっている感じです。日本の6月とは全く別物で、体感としては日本の3月ぐらいに近いでしょうか。標高を上げれば気温は寒くなるし、下げれば暖かいという感じ(当たり前やけど)でしたが、半袖を着たのは晴れた日の軽登山の日ぐらいで、後はだいたい11月とかに近いぐらいの格好をしてました。最も高い所で標高3500m程度のところに行ったので、そこでは着れるものを全部着て完全防寒で行きました。超真冬の格好〜秋口ぐらいの格好を場所によって使い分けた感じです。
お金の話
費用合計:約170万円ほど(2名分)
ツアー代:80万(宿代・交通費・手配料)
飛行機代:45万(往復)
飲食費:14万(各日の昼食・夕食)
交通費:20万(ツェルマット・グリンデルヴァルトで使用)
土産代:8万
その他:3万
一人85万ほどかかりました。(高かった…)
ちなみにスイスの通貨とレートは↓こんな感じ。
レート:1CHF(スイスフラン)=175円 ※2024年6月のレート
スイスはほとんどの店でクレジット対応しているので現金を使う機会がほとんど無く、使うタイミングに困るほどでした。(こじんまりしたお店でもホテルでもしっかりとカードが使えるのすごい!)
成田で日本円で3万円ほど換金しましたが、余りまくった。
スイスの物価事情
超物価高い国スイスは何を買うにしてもめちゃくちゃ高い。
ビッグマック指数は脅威の41.8と堂々の世界一位!
ちなみにビッグマック指数とは↓こちらを見てもらえれば分かります。
簡単に言うと、ほぼ同じ品質であるはずのビックマックをスイスで食べるだけで日本円で二倍の価値になってしまうということ。
そんなの、日本で暮らしている人の感覚からすると、価格が2倍なら肉も2倍ぐらいの大きさでないと割に合わないじゃないか!と思ってしまいますが、残念。出てくる肉の量は日本とほぼ同じです。(厳密に言えば国ごとにビッグマックに多少の差はあるので、違うかもしれませんが)
旅行記でも時折紹介してきますが、物価の相場感としてはこんな感じ
水(500ml):約170円
ボロネーゼ :約4,000円
ピザ :約5,000円
生ビール :約1,800円
1人あたり1食食べるのに、
スーパー:1,000〜1,500円
普通のレストラン:約4000円
ディナー(1ドリンク込):約6,000円〜7,000円
地域や店により増減はありますがだいたいこんな感じです。
うまく節約していかないと財布が死にます。
今回、ホテルは朝食バイキング付きだったので、ここでかなり食べまくりました。
(スイスで値段気にせずに食べられるの最高…!)
利用した予約サイトなど
ここでは旅行に関する予約を行ったサイトをご紹介
スイスエクスプレス
今回の行程は現地9日間(飛行機合わせ11日間)の工程。
当初は個人で宿の手配を考えましたが、旅行会社を利用することにしました。
・日本と違い移動方法に馴染みがない。
・新婚旅行で行ったので宿はそれなりのものを確保したい。
・単純に9日間の行程と宿を全て個人で探して決めるのは大変。
というのが主な理由です。最初はagodaでお得な宿を探していくぞ!と
意気込んでいましたが、探していくうちに萎えました。笑
予定を決めないとホテルも取れないので、旅行計画全て立てないといけない。
これがどうにもこうにも厄介で大変で。結果的にこの旅行会社を利用して良かったと思っています。
ちなみにこの旅行会社で利用したのは”受注型募集旅行”と呼ばれるプラン
受注型募集旅行とはある程度のプランが決まっていて、そこから自分の好みに合わせて旅程を変えられるというプランです。完全に行き先を縛られるは嫌だ!と思ったので今回は日中の行動に制限のない、受注型を選択しました。これと対になるのが”募集型企画旅行”で、JTBのバスツアーとかが募集型の最たるものです。
募集型企画旅行:パッケージツアー。 旅行会社が予め計画を作成し、旅行者を
募集して行う旅行。
受注型企画旅行:オーダーメイドツアー。 旅行者の依頼に基づいて、旅行会社が
計画を作成して実施する旅行
この違い、大半の人はどっちでもいいわ!と思うかもしれませんが、実はどっちでも良くない場合もあります。まさかこの違いが後に大きな影響を及ぼすなんて…
ただ、旅行を通して言えるのは受注型を選んで正解だったということ。通訳の人がいるわけではないので現地でのコミュニケーションや道順には苦労しますが、自由にその日の行動を選択できるのはかなりのメリット。今日は天気がいいから山に行こう。と天候に合わせて行き先を選択できたのがとても良かった。スイスきれいな景色を見に行くので、晴れの日は有効活用しないともったない!完全なツアー旅行だと室内多めの日だけめっちゃ晴れてた!とかなる可能性があると思うと、天気予報を見ながらその日の行動を選択できたのはとても良かったです。
スカイスキャナー
飛行機はこのサイトで一括比較しました。
航空会社や旅行会社のサイトを比較し表示してくれるのでとても便利です。
最終的にはこのサイトで価格を確認し、HISで予約しました。
HISで予約した理由は日本の会社なので安心感が感じられること。
有事の際に保険があったり、現地でサポートが受けられることなど、安心面を買って最安よりは少し高かったですが、お世話になることにしました。
悪天候による急なキャンセルとか、ロストバゲッジとか万が一を考えると
サポートがあるとありがたいなと思っての選択です。
結果的にそんなトラブルは全く無かったので、最安でもよかったかも。
Klook
海外・国内の旅行やレジャー予約をできるサイト。
アクティビティ系に強いのかな?
ここではスイス鉄道旅行では必須となる
”スイストラベルパス””ハーフフェアカード”などを購入できます
(これも詳細は後述します)
アプリもあるので使いやすかった印象です。
Ubigi(eSIM)
時代はeSIMの時代。イモトのWiFiしか知らなかったのですが、
海外旅行の通信事情は知らないうちに大きく進化しましたね。
価格もお手頃なUbigiという会社を使ってみました。フランスの会社のようですが、NTTグループ傘下の企業というのを聞いて利用しました。
特に不満もなく、旅行中快適に使用できました。
国別・ギガ数別で様々な料金体系があり、使いたい分使えるのでお得。
日本で利用設定していれば現地に到着した瞬間、利用可能になるので空港について焦る心配もありません。
ただ、ahamo等でも海外通信は無料で利用できるのでそっちでもよかったのかも。1ギガ数あたりの金額で見ればahamoの方が安いです。今回は繋がらないのは嫌だったのでUbigiにしました。(Ubigiが絶対繋がるという保証があったわけではないけど、なんか繋がってくれるのは?と期待して選びました)
エミレーツ航空
上にも書きましたが、HISを利用して飛行機のチケットを予約しましたが航空会社はエミレーツ航空にしました。スイスへの直行便はANA・JAL・SWISSAIRなどが就航していますが、いかんせん高く、旅費を圧迫するので、経由便を使用することにしました。経由便ではルフトハンザ航空なども安かったのですが、最終的には往復共にエミレーツ航空で行くことにしました。
行き:成田→ドバイ→チューリッヒ
帰り:パリ→ドバイ→関空
行程はこんな感じ。ドバイの空港でかすぎぃ!なんでも売ってすぎぃ!と行き帰りどちらもなりましたがそれはさておきエミレーツ、マジで良かった。
機内はかなり快適、機内食も美味しかった。明日にでもまた乗りたい。
エミレーツは機内の様子がユーチューブにたくさん上がっているので気になった人は見てみてください。
機内でもらえるホットコーヒーがマジでうまいんだ。香りがとてもよかった…
いよいよスイス旅行へご招待
ここまで旅行記を書くと言いながら周辺情報ばかり書いてきました。
スイスに行く方に見てもらえて少しでも役に立ってればいいな…
次回からはいよいよ、本格的に旅行記を書いていきます!