スイスに行ったなら”ヨーロッパ最高峰”ユングフラウヨッホに必ず行くべきだ!【#6】
この記事はスイス旅行記の第6弾になります。
↓#5はこちら↓
ここでは”ヨーロッパ最高峰”ユングフラウヨッホの魅力を紹介していきます。
①ユングフラウヨッホとは
なんとこちらはツェルマットのゴルナーグラート展望台約3100mよりさらに高い3466mの山に電車に乗っているだけで辿り着くことができるのです。
しかも頂上には展望台やショップ、アトラクションまでもが存在するとは…
スイス、やっぱすげえよ…
↑ユングフラウ地方の情報サイト↑
日本語版はないので翻訳の必要がありますが、様々な情報を確認できます。
WEBカメラもあるので頂上の様子を確認可能。天候も分かるので行く行かない
の判断にも使えるのでオススメです。
②ユングフラウヨッホまでの行き方
頂上に行くまでにはいくつか電車を乗り継いで行く必要があります。
主なパターンは下の2パターンでしょうか。
1.電車のみルート(時間はかかるが安い)
①グリンデルワルト→クライネシャイデック
(ヴェンゲルンアルプ鉄道)
②クライネシャイデック→ユングフラウヨッホ
(ユングフラウ鉄道)
2.ロープウェイ併用ルート(時間は早いが高い)
①グリンデルワルト・ターミナル→アイガーグレッチャー
(アイガー・エクスプレス ロープウェイ)
②アイガーグレッチャー→ユングフラウヨッホ
(ユングフラウ鉄道)
どちらの方法でも、ユングフラウ鉄道には乗ることになります。
僕達使ったのは①のルートですが、オススメは①だと思います。
というのもヴェンゲルンアルプ鉄道はグリンデルワルトの景色を見ながら登るので景色をゆっくり楽しむことができます。窓を開けられるので写真撮影を楽しむことができます。一方アイガー・エクスプレスはロープウェイなので、窓ガラスが青みがかっていて写真撮影には少し不向きです。
また、アイガーグレッチャーはユングフラウ鉄道の途中駅です。アイガーグレッチャーで乗車したときには既に多くの乗客がクライネシャイデックで乗っているため、一緒に行った人と同じ席に座れないみたいなことも起こり得ます。
また、クライネシャイデックからの景色も最高なので、トータルすると①が圧倒的に景色を楽しめるのではないかと思います。
ということで①のルートを紹介していきます。
③クライネシャイデックまでの鉄道旅
さて、ユングフラウヨッホに行くためにまずは途中駅のクライネシャイデックまで向かいます。ヴェンゲンアルプ鉄道の道中は牧歌的風景が目の前に広がり、牛にたくさん会うことができます。牛達はカウベルと呼ばれるベルを付けられており、動くとベルの音がするので牛達がいる場所はすぐに分かります。音も様々で聴いていて楽しいです。
↑帰りの映像ですが、雰囲気は掴んでもらえるかと思います。
グリンデルワルトからは30分ほどでクライネシャイデックに到着します
④クライネシャイデック駅
ここはユングフラウヨッホに向かうための乗換駅となります。
駅にはレストランや土産物屋も併設されており、観光客で賑わっています。
ちなみに、クライネシャイデックやユングフラウヨッホは有名な韓国ドラマ「愛の不時着」のロケ地となっているみようで、パンフレットでも紹介されていました。
(僕達はドラマを見たことなかったので聖地巡礼とはならなかった笑)
ちなみにスイス旅行記のサムネ背景はクライネシャイデックの写真です。
クライネシャイデックに行った日の天候は晴天で景色がとても綺麗に見えました。
⑤ファルボーデン湖
クライネシャイデックから30分ほど山を登った場所にある人口のため池です。
逆さマッターホルンのチャレンジは失敗に終わったので、再チャレンジも兼ねてリフレクションの写真を狙って行ってみることにしました。
このため池までの道中にはいくつもの撮影スポットがあり、非常に楽しい登山となりました。
眼下には菜の花や草原、少し上を見上げるとメンヒやユングフラウヨッホが僕達の前に現れます。見上げるたびに山々の大きさに驚き、その綺麗さに言葉を飲み、同時に自分がちっぽけな存在だと再認識させられます。
さて、肝心のファルボーデン湖ですが、風がやまず完璧なリフレクションとはなりませんでしたが、水の綺麗さが異次元でエメラルドグリーン色に輝いていました。
湖の周囲にはベンチもありそこに座っていつまででも眺めていたい景色でした。
⑥トップオブヨーロッパ
ヨーロッパ最高標高の複合施設です。
ここに行くともれなくヨーロッパのトップを名乗れます(嘘)
↑公式インスタです。どんな場所なのかすぐに分かります↑
1.行き方
前述のクライネシャイデック駅から出るユングフラウ鉄道で35分ほどで到着します。乗客は常にいっぱいで狙った時間に乗れない場合もあります。
事前の予約枠があるのでグリンデルワルトの観光案内所で乗りたい時間の電車を予約しておくとよいでしょう。ちなみに予約者の車両も座る席は満席に近い状態でした。
この鉄道は道中乗っていると途中からはトンネルになに何も見れなくなりますが、車内の画面から映像が流れるので暇になりません。映像が終わる頃には到着しています。駅はトンネルの中にあり、地下鉄のような雰囲気でした。
(写真は全く残っていませんでした)
2.スフィンクス展望台
トップオブヨーロッパの一番の醍醐味はやはり展望台。
その名はスフィンクス展望台です。
由来はわかりませんがかっこいい名前ですね。
さてここはまず写真を見てください。
こんな写真が簡単に撮影できます。もう言葉なんて入りません。
noteであるまじき行為ですが、言葉で感想を言うことを放棄しても伝わる綺麗さだと思います。
ちなみにやはり標高3,000メートルの世界は空気が薄く、このスフィンクス展望台も例外ではありません。到着直後は体が慣れず、立ち眩みにもなりました。
慣れれば大丈夫ですが、高山病の危険性はないとも言えないので注意してください。
3.トップオブヨーロッパのその他の施設
展望台の他にも色々楽しめる施設があります。
氷の洞窟は本当に地面が凍っています。ツルツル滑る中頑張ってスニーカーで歩きます。みんな足元を気にしながらゆっくりと歩いています笑。想像していたよりは滑らずに歩くことができてびっくりしました。
頂上には土産物屋やレストランもあり、リンツの直営店もありスイス限定のチョコを買うこともできます。(リンツの写真は撮ってませんでした)
山が悪天候で見えなくても楽しめる工夫がなされています。
さて、トップオブヨーロッパの魅力は少しでも伝わったでしょうか。
スイス旅行もそろそろ終盤です。次回は少し悲しいお話をしたいと思います。