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実はコミュ障の方が向いている?女子の心理を知って「会話力」を磨く方法


私は昔から人目が気になる性格で、頑張って陽気なキャラを演じてはきましたがすぐに疲れて自分の殻に閉じこもってしまうこともしばしばありました。

異性に対しては特にそうで、自分がどう見られているのかがすごく気になって、恋愛もなかなかうまくいきませんでした。

今では技術でだいぶ克服できていますが、他人のネガティブな感情にはすごく敏感だと思います。

大人になってから「コミュ障」という言葉をよく聞くようになったのですが、それって言い換えれば共感力が高いっていうことなのではないかと私は思っています。

(もちろん「コミュ障」と言っても種類はあると思いますし、俗に言うアッパー系と呼ばれるコミュ障もありますよね。そう呼ばれる人たちは、きっと他人の感情に鈍感な人と言い換えることができると思います。)

今回、私が伝えたいのは「この人本当はどう思っているんだろう」とか、「些細な反応が気になってうまく喋れない」など、相手の気持ちを過剰に考えてしまい、ありのままに振る舞えないというタイプの人に向けて、それは武器になるんだよということです。

特に男性は共感力に乏しい人が多く、それが原因で男女関係がうまくいかないということも多くあるので、相手の気持ちを考えようと自然にできる人はきっと会話力もすぐに身につきます。

そんな女性にとっては当たり前の「共感力」を中心に、初対面の人と会話する際の心構えを段階別に解説していきたいと思います。


①まずは相手に焦点を当てる

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誰でもそうだと思いますが、自分の話をしてる時って楽しいですよね。(見知った人や、聞くのが上手い相手と話している時という条件はあるかもしれません)

上手に自分の話を引き出してくれたり、相手が穏やかに聞いてくれたりすると、楽しく会話ができると思います。

よく思い込みがちなのが、「楽しい話をしなきゃ」とか「面白い人だと思ってもらわないと」っていうものだと思うんですけど、正直初対面からそれを意識する必要はないと思います。

面白い話ってその話の内容だけではなくて、その場に誰がいるかとか、今の状況、空気感はどうだとか、色んな考慮すべき点があるんですね。

初対面の人を相手に、それを瞬時に判断して面白い話をするのってプロの方でもない限り非常に難しいです。

それよりまずは、自分に興味を持ってくれているかとか、ちゃんと話を聞いてくれているかどうかが大切ですし「私の話を興味を持って聞いてくれている」と思ってもらうことが重要です。

そこから共通の話題などが増えれば、笑い合えるような面白い話もできるようになると思います。

なので、まずは相手に焦点を当てて質問をいくつか投げかけることが必要です。


②共通点から話を掘り下げる

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基本的に仲良くなるためには、共通点を見つけるのが近道ですよね。

そこから一気に話が盛り上がって仲良くなったりするので、まずは相手に焦点を当てて質問をしながら、同時に共通点を探っていきましょう。

例えば

僕「趣味はなんですか?」

相手「映画を見ることです。」

僕「僕も映画よく見ます!(共通点)どんな映画が好きですか?」

相手「踊る大捜査線が好きです。」

僕「僕も踊る大捜査線見ました!(共通点)」



このようにスムーズにはいかないかも知れませんが、これが共通点です。
なので、普段から趣味や好きなことに時間を割くのは大切なことなんです。

(↓こちらでは、趣味や好きなことをして、主体性を持って生きることでモテるようになるという内容の記事を書いています。)

好きなことをしている人が魅力的でモテる人!何もしていない人のことは好きになりません


男女関係というのは「この人自分と同じだ!」と思って相手に興味を持ち、自分と違う部分を尊敬して恋愛に発展していくので、まずは“同じ“という共通点が必要になります。

その共通点を軸に、話を掘り下げていくというのがオススメです。

これは共通点だな!と思ったことは覚えておくことが大事なので、私のオススメとしては細かいことでも共通点だと思ったらメモをしておくこと。

よっぽど興味のある人でも、話している時に緊張していたりすると意外と忘れてしまうことも多いです。

次に会うときにその話が振れるとすごく印象が良いので、忘れないようにしておきましょう。

実際に共通点から話を掘り下げるってどうやるの?や、もっと具体的な流れが知りたいという方にはこちらがオススメです。実際の会話の流れを、相手の難易度別に3パターン用意しています。↓


③自己開示の量を見極める

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自己開示というのは、自分の極めてプライベートな話のことを言います。

コミュニケーションの上手い人は、自分のプライベートな話を自然にできているんだなぁと見ていて感心します。

相手にどう思われるかというのが気になる人は、これが苦手なのかなと思うのですが、自分の“ここまでなら話せる“ということを予め用意しておくのが良いのではないかと思います。

家族構成とか、幼少期の思い出とか、最近の仕事の話とか自分が話せる範囲と、あまり言いたくないことを先に決めておく感じです。

(私は幼少期の思い出には、ブルーな気持ちになる出来事が多いので、ここまでは話せる。初対面の人に話しても大丈夫。という線引きを普段から意識しています。)

相手に焦点を当てて話を聞いているということは、相手の自己開示の量が多くなるということなので、その辺りは意識して自分の話も盛り込んで行くことが必要になります。

この自己開示の量は、相手と自分で5対5になるのが理想的ですが、目に見えるものでもないですし実際はそうもいかないと思うので、会話中に少し意識するというだけで大丈夫だと思います。

もし相手が積極的に話してくれる人だったら7対3くらいを意識するとか、ちょっとコミュニケーションが苦手な内気そうな感じの相手だったら反対に自分の方が多く話すようにしたり、なんとなく調整しながら行っていくのがベストではないでしょうか。


④共感に意識を向ける


これが男女のコミュニケーションで最も重要な要素だと思うのですが、共感というリアクションを忘れないこと。

男性どうしだと張り合うコミュニケーションが多いので、あまりピンとこないかもしれませんが、女性のコミュニケーションというのは共感で成り立ってますよね。

あまり分からなかったとしても、「分かる」とか「そうだよね」という一言を挟むことによって、相手を肯定するというコミュニケーションをとることができています。

夫婦やカップルでも、うまくいかなくなる時や、すれ違ってしまう時の原因って大体共感という肯定的なコミュニケーションを疎かにしてしまっているからだと思います。

自分の話をしたくてもまずは共感を挟むことは絶対にすべきです。

個人的に思っていることなのですが、相手の反応が気になってうまく喋れないというコミュ障を自称する男性の方が共感力が高いので、この辺りをとても分かってくれるというか、普段からできているように思います。

そういう方は、あとは技術なので少し大げさに頷くとか、回数をこなして落ち着きを手に入れればとても素敵な紳士になるのではないかと思います。


最後に

今回は4つのポイントに段階別に分けてまとめましたが、まずはどれか一つずつとか、足りていないと思う部分を意識するだけでもOKだと思います。

要するに、初対面の人との会話でも“相手のことを思いやる“というのが大切だということです。

相手に焦点を当てて楽しんでもらおうとか、共感を表現して仲を深めようという、その感覚の分かる人は会話の技術を磨くということを簡単にできるんじゃないかなと思っています。

コミュ障だと自称する人は初対面の人との会話自体に苦手意識があったりするかもしれませんが、この記事の内容を読んで少しずつ試してみてほしいなと思います。



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