だかひ研究所が理想とする未来を創る、3つの方向性
一人ひとりが向かう方向性が未来を創る
たぶん、いまのままの世の中だと、だかひ研究所が思い描く毎日を心穏やかに、毎日を平和に暮らすという未来にはならない。
(参考:だかひ研究所が描く未来とそれに対する基本的な考え方の記事は下記リンクより。)
今の世の中の方向性は、基本的には”競争”であり、競争に勝つためには地球環境だって破壊するし、労働者が過労で犠牲になっても仕方がない。全員が幸せになれずに、誰かは幸せで誰かは不幸せ、誰かの幸せは誰かの犠牲の上に成り立っている。
それじゃあ、世の中がどんな方向性に向かっていったら、思い描く未来になるか?
未来に必要な3つの方向性
方向性 その1
『労力を減らし、労力と豊かさのバランスを取り、ラクに生きてく。』
僕らは本来、生活をラクしたかったはずで、そのために頭使って技術を開発して便利さを追求していたはず。洗濯をラクにするために洗濯機を作ったのに洗濯機をさらに便利にしてもっと売るために深夜まで残業して身を粉にして働くのは、どう考えても間違っている。
僕らは、生活をラクにするために、学び、働くこと。お金を稼ぐという目的のために労力が増やしすぎてしまったのだから、もう少し豊かさと人間の労力とのバランスを取れば、みんなの労力は減った上でそこそこの豊かさを享受できるはず。
政治、法律、会社、金融、不動産、お金、あらゆる仕組みは僕らを縛るためでなく、その仕組みが僕らの生活をラクにするようにする。
方向性 その2
『仕事でも生活でも、地球環境を壊さず共存する。』
昔あった公害問題は、金儲けのために工場大量に作って、工場が吐き出す煙やら汚染水やらよって自然を汚し、その結果人間自身に健康被害を及ぼした。
僕らは地球に生きている。地球を汚せば、僕らも汚れる。地球を犠牲にして人間が幸せになろうなんて、おこがましい発想。
そうならないように、仕事でも生活でも、地球環境を壊さずに共存するやり方を模索すること。そのために必要な知識を得て行動に移すこと。
これは僕らが地球環境を壊すかどうかだけでなく、自然災害からどうやって身を守るかということにもつながる。
方向性 その3
『自分も周りも、幸せにする。』
いくら良い仕組みが出来上がって、地球環境とうまくやれていても、人間というものは感情が満たされないと生きていけない。興味、意欲、欲求、欲望、生存本能、成長、自己満、笑う、楽しい、日々のそういうものを満たして生きていく。仕組みや地球環境は土台であり、最終的にはその土台の上にある人間そのものがどうあるかということ。
自分が苦しみ、過労・強いストレス・自殺・他殺などといったことにならない世の中。
そして、競争で自分だけ幸せを勝ち取るのではなく、自分も周りも幸せになれるような方向性。
そのためには、どうやって今根付いてるズレた価値観を変えていくか、すなわちどう自分をセルフコントロールするか。その上で、自分自身とどう付き合うか、周りの相手とどう付き合うか。
それぞれ、
その1は社会に対して、
その2は地球に対して、
その3は人間に対して、
の方向性になっている。
この方向性を持ってみんなが進むことができたら、毎日を心穏やかに毎日を平和に暮らすということが実現できるはず。
この方向に向かうために、だかひ研究所が出来ること。
これはたぶん、意識しただけで向かえるものではなくて、その方向に向かうために具体的に必要なことは、捉え方を変えることだと思う。
1.社会に対する捉え方
2.地球に対する捉え方
3.人間に対する捉え方
捉え方は価値観とも言い換えられるかもしれない、その物事をどんな価値観でもって見ているかみたいな。
例えば、お金は卑しいものだと思うのか、それとも便利な道具だと思うのか。はたまた、人間は苦手を克服しなきゃいけないと思うのか、人間は苦手があっても克服するより長所を伸ばせばいいと思うのか。
捉え方とはそういうこと。
そういう一つ一つの捉え方を変えていくことで、人が向かっていく方向性は変わっていく。
仕事に対して、生きるために働いてるのであって自分を犠牲にする働き方はしないと思えれば、もっとラクに働けるはず。
反対に、会社のため、売上のため、上司のためなら多少は自分を犠牲にして働いても良いと思っているうちは、一生その方向性から抜け出せないとも言える。
だかひ研究所ができることは、3つの社会、地球、人間をどう捉えたらいいのかを、伝えていくことであります。
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