立体的に整った…
「ローカルキャリアの教室」まなびノートNO.2
こんばんは、毎週月曜夜はローカルキャリアの教室です🌕
今回は、世界を知り、日本を知る3人のゲストスピーカーのお話を聞きました。
立体的目線にハッとした私
ゲストスピーカーのおひとり、気仙沼でマイプロ支援をされているしゅんさんに、お聞きしたいことがあった。
「よりそい型の強みは何だと思いますか?」
世の中には、自走タイプと併走タイプがいる。
自分で事を始めて、真っ先に駆けていける自走と、
駆けている姿に刺激を受け、共に走り出す併走。
隣の芝、青し…純粋併走タイプの私は、いわゆるファーストペンギンと呼ばれる自走のみなさんに、やっぱり憧れる。
確固たるやりたいことがあって、バサバサッと颯爽に羽ばたいていく姿は、カッコいい。(ペンギンは飛ばないけど)
地上で「飛べるかなあ、飛びたいなあ、ついていきたいなあ」と空を見上げている私の強みは何かなあ。
しゅんさんの回答に、ハッとした。
「(併走タイプは)誰とでも組めて、掛け算を起こしていける」
学びって、ビビッとくるものなのだなあ。
ハッと、ビビッと、きた。
併走タイプの燃料は、伴走する相手にワクワクしていること。
それさえあれば、基本、誰とでもやっていける。
空に羽ばたいている自走ペンギンさんたちを繋げるのは、もしかしたら併走ペンギンなのかもしれない。
思い返してみると、第1回でも「掛け算」というワードにビビっときていた。(パン屋の共創のお話。)
唐突に、私、掛け算の発想がないんだなあと気づく。
無意識に、足し算引き算の平面的な空間に、人同士の関係性を閉じ込めているのかもしれない。
人間関係、平面じゃなくて、掛け算も、割り算も、(割り算したらどうなるんだろう…)もっと立体的な空間に存在するものなんじゃないか。
もしかしたら、立体を超えた…4D?の関係性もあるのかもしれない。
Wellbeingは、「整う」である
もう一方、少しだけど質問をさせていただいた。
ブータンやイギリスで様々な価値観に触れ、福井でWellbeingの研究などをされている高野さん。
大隈塾で、幸福学の研究者、前野隆二先生のお話を聞いたことがあったので、気になっていた。
終わりかけのブレイクアウトルームで、高野さんはWellbeingの研究についてお話してくださった。
日本で言う「幸福」は、実は「Happy」よりも「Wellbeing」の方が合っているらしい。
Happyは、一時的な躁状態のような(私の頭にはふなっしーの「ヒャッハー!」が浮かんだ🍐)気持ちの高まりを指す。
一方で、Wellbeingは、平穏も含めたバランスの整った状態を指すそう。
「整う、なんだよね」
そう言われた私の頭にも、同じブレイクアウトルームでお話を聞いていたYOSHさんの頭にも、「サウナ」が浮かんだのは言うまでもなくて…
整った状態って、なんだろう。とまだしっくりと言語化はできないけれど、当たり前とされてきた概念は、どんどんアップデートされているんだなあと感じた。
そんな月曜の夜でした。