雲の上に行くまでは??
昨日、可愛い後輩ちゃんからこんなお悩みを聞かせてもらった。
人の話を聞きたいんですよね、と。
わかる~、とひたすらに首を縦にふりながら、最近の自分のことと、その話がくっついた。
☁人間意外と雲の上の晴れがある☁
まずはこのことから。
これは、こないだサイハテのゲストハウスに泊まった福岡の大学生、青とエビと弟とマイキーという4人組(敬意をこめてそう呼ばせてもらう。)に身をもって教わったこと。
一見私の苦手なタイプである、ウェイ系大学生の見た目をしていても、
一見私が興味をもてない「普通」の方のような気がしても、
お互いに警戒心を解いて相手を知って、本質の部分まで到達すると、結構気が合ったり。結構「こいつら超オモロイじゃん!」って思えたり。
第一印象がマイナスで雲行き怪しくなったとしても、表皮がつるっとむけた後の中身まで届けば、そこに広がってるのは晴れ空だったり星空だったり。
人は第一印象で決まるというけれど、意外と人間、第二・第三印象で決まることもあるんじゃないかしらと。
☁気づきを与える問いは、雲の上に行くためのはじめの一歩として適切か☁
と、そういう前提ありきで次の話題へ。
今、熊本のエコビレッジ「サイハテ」で、ゲストハウスのプチオーナーのようなことをさせてもらっている。
毎日入れ替わりで、本当にいろんな方々がゲストハウスにいらっしゃる。
私としてはこのご縁を活かし、ぜひとも互いに有意義だと思える時間にしたいわけで。
その人について深く知りたい!その人の話を聞きたい!と息巻いていた。
より深くその人を知るために、はじめの頃、私はこういう聞き方を意識していた。
①気づきを与える、ハッとさせるような問いをする→よりその人の本質に近い話を聞くため
②極力自分の話はしない→その人のことをたくさん知るため
と、さも「相手を思っていますよ!」という書き方だけど、もっと自己チューに解析してみたら、違う目的が見えてきた。
①→自分の特異性、唯一無二性を問いの場面でも感じてほしいから
②→相手の話をたくさん聞きたい欲求はあるけれど、同時に自分の話をすることがめんどくさいから
こういうやましさを秘めながらこの2つを実践したわけだけど、壁にぶつかるぶつかる。
①に関してはそもそも、「どうしてサイハテに?」「どこから来たんですか?」「何されてるんですか?」のような「今日は天気がいいですね」レベルの深さの質問しかできなかった。
だって初対面で、「自分の人生にとってサイハテはどのようなものですか?」とか聞いたら違う意味で変な人じゃん。
②は、日頃結構やってることだからできた。けども日頃結構ぶち当たる壁と同じようなものにぶち当たった。
会話が続かない。
それもそのはず。②の光景は傍から見たら、赤い髪の女にひたすら質問攻めをされてるだけ。
こっちの方が違う意味で変な人なんだわ。
と、なかなか深い話もできず、この手法だと打ち解けることもできなかった。
雲の先に行きたい、だから①や②をするっていうのはあくまで私の話で。
相手が私に雲の上の景色を見せたいかというのはまた別の話で。
雲の先を見せるためには、多分自己開示とか、何気ない日常での会話とかを重ねて出来上がる、「あんしんあんぜん」って呼ばれる状態が大事なんだなと。
☁雲の上にいく手段は人それぞれ☁
私の①②手法は、雲の上に連れて行ってもらえる道具としてはあまり向いてない。
じゃあ何を使ったら、そこへ連れてってもらえるのか。
模索中、というのが今の答え。
というのも、サイハテにいらっしゃるゲストさんは、世代もタイプも住んでる場所もみんなバラバラ。
だからこそ雲の上への飛行手段も、みんなバラバラ。
ある人はワードウルフ。
ある人はお酒。
ある人は一緒に遊ぶこと。
またある人は温泉。
何がきっかけになるか、何があんしんあんぜんにヒットするかは本当にわからない。
その人にビビッとはまる飛行手段は、一体どう見つけたらいいのだろう。
でもそんなの、いろいろ試してみないとわかんないよね~。
そう思いつつ、今回のゲストさんの飛行手段を、また明日から発掘していきます。
☁追記☁
今一緒にゲストハウスのプチオーナーをしている相棒がいる。
その人はすごく物事のポイントを絞って端的に話すのが上手で。
「自分は何を思っているのか」っていう自分の位置をまとまった言葉で示せる人って本当にすごいなあと思う。
あとは旅慣れた人も、自分の価値観や何者であるかを伝えるのがすごくお上手。
誰か私の自己紹介のお相手になって~~~~🐢