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「世の中に、もっと時間的精神的余裕を」私が人生をかけてやりたいこと。および会社の中長期目標
法人を作ってDENGEN CAFEを本腰いれて運営するようになって気付いたことがあります。それは、私は「不必要なペインを解消したい」という想いを根底に持っているということ。
最初は、「外で仕事したいのに充電できるカフェ見つからない!」という自分のペイン解消からスタートして今のDENGEN CAFEがあるわけですが、法人化にあたって改めてサービスの目指す未来を整理する中で、その「ペインを解消したい」という想いが明確になり、中長期的なDENGEN CAFEの目指す姿を形作る強い要因になりました。
「DENGEN CAFEって充電できるカフェが探せて便利だね!」といううれしいお声を日々いただいていてモチベが上がるしかない今日この頃ですが、中長期ではもっと大きな価値提供、つまりペインの解消を目指しています。今は、そこに到達するまでに、計4つの段階を想定しています。
今回は電源カフェが目指す4つのフェーズについて書いていこうと思います。
フェーズ①「外出する人の強いペイン(=充電がない)」を解消する
サービスのスタートは、スマホやPCを充電できる場所ってどこなのかという危機的状況を解消するために、目的地や現在地の近くで電源カフェってここにあるんだよって教えるための便利ツールでした。
これは、「正常にデバイスが使えなくなった(またはこれからなってしまう)」痛みや恐怖を解消するということ。
iPhoneだけでいうと、国内では2017年に発売されたiPhone8までのモデルを使っている人がざっくり56%だそうです。
2年も経てばバッテリー寿命もかなり劣化するわけで、朝100%だったのに昼過ぎには残量40%切ってるということも珍しくない。
iPhoneユーザーの半数以上がバッテリーの減り方に恐怖をいだいているんじゃないでしょうか?!
自分の場合も使い方によっては昼前には30%を切ることがあって、不安でたまらない💦
どんなに電池の持ちが良くなっても、それに伴ってデバイスを使ってやりたいことも高度化する(動画見たり、VRやったり)ので電池の消耗も激しくなるし、「充電の心配なんてありません!」って状況が実現するには、きっとまだしばらくかかる。つまり、しばらくは「電池がない!」は多くの人のペインであり続けるわけです。
この段階で実装しているべき機能としては
・整頓された電源カフェのデータ
・検索スピードの高速化
・見やすくシンプルなUI
です。
ここについてはリニューアル時に実施した部分で、今のDENGEN CAFEのフェーズはここ。
リニューアルの理由はこちら
https://note.mu/daiyuu/n/na21a06879705
フェーズ2以降は、これから目指したい&実際仕込んでいるところです。
フェーズ②解消できるペインの範囲を広げる
充電できるお店や場所の情報を提供することで、スマホ・PC・タブレットが使えなくなるという根本的なペインはある程度解消できたのですが、「外出する人の痛み」の要素は充電だけではありません。
例えば通信状態。基本的にキャリアや格安SIMなどで常時通信できているとは思うのですが、
・動画やゲームでパケットを使いすぎた
・日本に旅行に来る外国人観光客
・格安SIMの低額コース
・テザリングが面倒
などの理由でWi-Fiを使いたいという痛みを持つ人は多いはず。
ほかのペインとしては
・禁煙か喫煙か
・ベビーカーで入店可能か
・車いすや盲導犬入店可能か
・作業に向きか商談向きか
グルメ領域でいうと
・英語中国語ハングル語メニューはあるか
・アレルギー、ハラール認証、ベジタリアン、糖質0メニュー
・安いのか高いのか
など、人によっていろいろ求める条件があります。
これらのかけ合わせも当然あるわけで、”充電できて禁煙で商談に向いているお店”や、”英語メニューがあってフリーWi-Fiがあってベビーカーでも入りやすいところ”など。
例えば観光に来て、「どこの飲食店に行こう?」と考えるのは楽しい行為だと思いますが、ベジタリアン対応の店がなかなか見つからないってかなりしんどいですよね。ママ友とランチしたいのに、子連れで入りやすいお店が全然見つからなかったら、辛いですよね。
本当は、お店で楽しい時間を過ごすという目的こそ重要なのに、それを達成するまでの道のりにペインがある。私はこれをなくしたい。
そのために実装する機能としては
・痛みの強い順に条件を洗い出し必要な情報を反映・実装する
・情報提供(リーク)しやすい仕組みを作り、細かい情報集めを効率化
・高度な条件検索機能
・多言語の対応(英語、中国語、ハングル語)
であり、今まさに進めている段階です。
ただ、これだけではまだまだ足りないと思っています。
フェーズ③ペインを解消できる可能性を上げる
充電という現代には絶対に欠かせない痛みを解消し、それ以外の外出にともなう痛みを解消するためのデータを揃えた。
けど、それだけでは情報が網羅されているサービスでしかない、、、なので、10口コンセントがあるカフェであることはわかるけど、いざ行ってみたら空いていなかった→結果、電源カフェ難民になってしまったということも起こりうるわけです。
大事なのは「目的を果たしてもらう」ことであって、その達成確率を高めるためには「今充電できるかどうかがわかる」必要があると考えました。
Wi-Fiや喫煙禁煙などお店のルールに関するところは必要に応じて更新していけばいいけど、充電コンセントが使われているかどうか、Wi-Fiのスピードが速いか遅いか、店内が暑いのか寒いのかなどの動的なデータは現在のシステムでは把握できない。
ただ、これらのデータを把握することでペインを解消し、スムーズに目的を達成する可能性が高まると考えました。
また、その空いている席を予約して決済まで事前にできることで、ペイン解消率を100%にあげることができる。
この時点で実装すべき機能としては
・IoTデバイスの導入とサーバー連携
・予約機能
・決済機能
だと考えています。
その先に目指したいこと(フェーズ④?)
アナログ世界の静的・動的なデータをそろえた上で、充電や通信状態など、外出にともなう強いペインをDENGEN CAFEで解消することによって生まれるもの。それは、外出する人たちの時間的精神的余裕だと考えています。
商談したいのに狭いカフェに入店してやりづらかった、カフェ難民化してしまったなど、スムーズに目的を達成できないと、時間も精神も無駄に消費してしまう。逆に電源DENGEN CAFEがこの無駄な消費をなくせば、余裕が生まれます。
余裕があれば、今までできなかったことや自分の成長、新しい発見のために時間をつかうことができる。
そもそも、人が争ったり感情的になってしまうのは、余裕がないからなんじゃないかという考えがあって。余裕がなくカリカリすると、思考も浅く視野が狭くなり、言いたくないことも言ってしまったり、、、逆に余裕があれば相手を思いやったり、冷静に物事に対処できると思うんです。
世の中からそういう余裕のない状態というのを無くしたい、その手段の1つがDENGEN CAFEというわけです。
まとめると、DENGEN CAFEは不要なストレスやペインを世の中からなくして、みんなの余裕を生み出すプロジェクトといえます。
電源カフェはここを目指して今後もアップデートをくりかえしていきます!
\アプリダウンロードはこちら/
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dengencafeapp
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/電源カフェ/id782308388
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