鉄人の日
6月13日は、「鉄人の日」。これは、今から36年前の1987年6月13日、プロ野球広島東洋カープの選手だった故・衣笠祥雄が、連続試合出場の当時の世界記録である2130を上回る2131試合目に入ったからである。「満足に守備ができなくなった」事を理由に、このシーズンをもって引退したが、最終的には、2215試合連続出場という記録を残した。
この記録は、今も破られていない。
この衣笠氏、極度の偏食だったようである。それも、「魚がダメで肉しか食べられない」との事であった。さらに、野菜を食べないとの事だったので、下柳剛氏が酒の席で一緒だった時に、同氏に「野菜は牛が食うとる」返したそうである。
しかし、肉しか食べない生活は、衣笠氏本人が死の原因となった「大腸がん」を発症する事につながってしまった。「大腸がん」は、赤身の肉の過剰摂取が原因で発症リスクが高まるというデータがあるからである。
今更、何を言ってもしょうがないかもしれないが、衣笠氏に「野菜ジュース」を推めてほしかったというのが、私の思うところである。
私も、肉は好きであるが、最近は健康を考えて頻度を減らしている。衣笠氏の栄誉はたたえつつも、健康という面では、反面教師にしたいところである。