SaaSの4サービスから紐解く「オンラインヘルプ」の特徴まとめ
こんにちは!橋本 大祐(@hashimoto_pres)です。
自分自身の勉強も兼ねて、カスタマーサクセスに関する情報をまとめております。
今回は、「オンラインヘルプ」に関してまとめてみました!
SaaS/サブスクリプションのサービスを拡大させるためには、顧客が自分でそのサービスを活用できるようになる「オンボーディング」させることが必要ですが、そのオンボーディングに欠かせないものの1つが「オンラインヘルプ」。
オンラインヘルプは、サービスの使い方やよくある質問をまとめており、顧客が1人で見て学ぶことができるコンテンツとなっているので、テックタッチで顧客の問題を解決することが可能です。
今回は、その「オンラインヘルプ」について国内でSaaS/サブスクリプションのサービスを展開する企業4社のオンラインヘルプを比較してみたいと思います。
参考対象とするサービス
今回の考察において参考にするサービスは次の4つです。
1.Wantedly Admin(ウォンテッドリー株式会社)
2.クラウドサイン(弁護士ドットコム株式会社)
3.Sansan(Sansan株式会社)
4.ベルフェイス(ベルフェイス株式会社)
1.Wantedly Admin(ウォンテッドリー株式会社)
Wantedly Adminは、SNSを活用して低コストで自社の理念・取り組みに共感してくれる人を採用することができる採用媒体です。
募集要項や企業ブログをWantedly内で執筆・作成することができ、ダイレクトリクルーティングにも強いサービスとなっています。
Wantedly Adminのオンラインヘルプの特徴は、
・オンラインヘルプの数が豊富であること
・☆マークを活用し、一部ヘルプが目立つようにしていること
・画像を活用してサービスの使い方を紹介していること
そして、特筆すべきは、「Wantedly admin 虎の巻」というコンテンツがあり、企業がWantedly Adminを活用して成果を出してもらうためのコツやノウハウも公開しています。
2.クラウドサイン(弁護士ドットコム株式会社)
クラウドサインは、紙の契約書がなくてもオンライン上で契約書を送付し締結することができるサービスです。
書類の送付やクライアントの書類の記入・押印も簡単に行うことが可能にできます。
クラウドサインのオンラインヘルプの特徴は、
・オンラインヘルプのトップページに検索機能があること
・回答が見つかったどうかを顔文字でリアクションできること
・画像を用いてサービスの使い方を解説していること
そして、特筆すべきは、オンラインヘルプに「動画」を活用していることです。
動画で操作の手順を紹介しているので、非常にわかりやすくなっています。
3.Sansan(Sansan株式会社)
Sansanとは、法人向けのクラウド上で名刺の管理を行えるサービスです。
Sansanのオンラインヘルプの特徴は、
・ヘルプの数が豊富
・画像を使って解説していること
・トップページに検索機能があること
そしてなんと、日本語以外にも英語・中国語の3国語に対応をしています。
4.ベルフェイス(ベルフェイス株式会社)
ベルフェイスとは、5秒で繋がるオンラインルームというキャッチコピーというように、すぐに遠くにいる人ともビデオ会議を行うことができるツールです。
ビデオ会議では画面を共有する、してもらうことが可能なサービスとなっています。
ベルフェイスのオンラインヘルプの特徴は、
・トップページに検索機能が設けられていること
・シンプルに5つにカテゴライズしていて見やすいこと
・回答が見つかったかどうか顔文字でリアクションできること
また、クラウドサインのオンラインヘルプと同じように「動画」を活用しているので、非常にわかりやすいです。
今回は、Wantedly admin、クラウドサイン、Sansan、ベルフェイスのオンラインヘルプについて紹介しました。
特に今回、感銘を受けたのは「動画」を活用していることでした。
画像でも十分にわかりやすいですが、動画を使うことによってさらにわかりやすくなりますね。
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また、今月25日(水)には、今回ご紹介した4サービスのカスタマーサクセスの担当者が登壇するカスタマーサクセス天下一武闘会 - CS HACK #20が開催されます!
ご興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
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