小学生に教える親向け性教育zoom会をやってみたよ
どうも!夜中まで起きてたら行動時間めっちゃあるやん!って調子こいてたら案の定寝不足で体調崩したワーママです
(1日36時間くらいになってくれ)
小学2年生と向き合う性教育がうまくいかなった
我が家の娘は現在7歳半であります
そろそろ早い子だと生理が始まるんじゃないかなと思い、性教育というのをしっかり教えなくちゃな~と漠然と思いなかなかできずにいました
「げっけいのはなし、いのちのはなし」という絵本を買ってはみたものの、一人で読んだ時「セックス」という直接的な言葉にアレルギーが発動してしまい読めずじまい…
部屋の中においておけば娘が勝手に読むかな?と期待してみたものの、親の思惑どおりにはいかずという日々を過ごしていました
みんな子供への性教育どうしてる?
そんな中同じくらいのお子さんをもつお父さんお母さんのコミュニティがひょうんなところから出来上がり、ラインのオープンチャットで常に情報交換をさせていただいていまして
月1でzoom会をしよう!という流れになっていたので、その機会に皆さんに「子供への性教育を相談させてください」とお願いしていました
私の場合、親から直接性教育を受けた覚えがなく、学校で教わる多少の知識、そして友達間での噂話に近いようなものでなんとかやってきた気がします
始めてナプキンをつけた時、「取り替える」ということが頭になく外出先でとても困った経験
(友達の家だったので友達のお母さんに助けてもらいました)
二十歳に下腹部が本当に痛くて痛くて婦人科を受診した際、検査のために足を広げる椅子に座った衝撃
(怖くて足が震えました)
思えば大きなトラブルなくよくここまでこれたな~という感じです(泣)
せっかくならちゃんと勉強したい!
この話題は、パパママの間でも結構タイムリーだったようで関心ある!と言ってくださった方が多々いました
なのでこういった場ならしっかり親も学んだ方がいいのでは?と思い、参加してくれる専門家を探したところ、性教育を教える活動をしているNPO法人にじのいとというところの理事さんが参加してくださることになりました
https://www.instagram.com/niji_no_ito
小さいころに教えておいた方がいいこと
性教育の第一関門としては、まず「自分の体を知る事」のようです
年齢が小さい子に対しては、水着やマスクで隠れる場所のことを「プライベートゾーン」と言ってここは人に見せない、触らせないというのが大切というのを教えます
これを知らないでいるとわからないうちに性被害にあってしまうというのがあるんだそう
自分のプライベートゾーンはたとえ仲のいい人にも決して見せたり触らせたりしないこと
うちの娘の保育園ではそういった教育が早くに行われていたので、親が教えなくても自然と覚えてきました
知識と倫理は別々に教えた方がよさそう
そして子供が「これってどういうこと?」とふとした時に聞いてくることってあると思うんですけど、これを親が恥ずかしがってごまかしたりせずちゃんと知識として教える必要があるとのことでした
間違った情報が子供に入る前に体のこと、変化のことなどを教えられるといいと言っていました
そういうことがちゃんと理解できたうえで、自分の気持ちや相手の気持ち、好き、嫌いをしっかり伝える必要があるなどなどの疑問が次々に出てくると思います
なので、知識は知識、そして気持ちや倫理はまた違うベクトルで言えるのがいいなぁと個人的には思ってます
大人が集まって話してみたら面白かった!
今回7名の方に集まっていただいたんですけど、ぶっちゃけ自分たちってどうしてた?っていう話しがなかなか面白くて
特にパパさんたちの意見が勉強になって、以前お付き合いしていた女性が生理が重い方で大変そうだなと思って自分で勉強した!とか
高校時代財布にコンドームをいれているとお金持ちになるという噂を聞いていれていたら親にひどく怒られたなどなど…
そんなことあるんだ~!?と私的にはすごく興味深いところでした
大人が集まってこうやってフラットに性の話ができる場なんて今までになかったので、それはそれは面白い時間を過ごさせていただきました
性教育の目的とは
そもそも子供たちへの性教育はなぜするのか?
それは自分(子供)たちを守ることのほかに相手の悩みを知って優しくできるというのがすごく大切だということだと思いました
調べてみると、日本の性教育は昔「いやらしいもの」「低年齢での性行為を助長するもの」と意識づけられてきた歴史があるようで
ちゃんとした知識を教えたいだけなのに!と一生懸命活動していた方々の苦労がすごい手に取るようにわかります
日本の性に対してのリテラシーが低いのは元々大人にあった間違った認識、これでしかないと思ってます
今回このzoom会があって同じ悩みを共有できたのが本当に良かったというお声ありました(私もそう思ってます)
大人でさえそう思うのだから子供たちにはもっとたくさんの性を知るきっかけや機会に恵まれてほしいと切実に感じた時間でした
娘とちゃんと性について話せた時間
そして余談ですが、このzoom会の2日ほど前に実は娘と最初に紹介した本を一緒に読むことに成功していました(笑)
きっかけはやはり娘で「この本読んでみたい!」と2か月間全く触らずだったのにいきなり持ってきたんですよ~!
なので一緒に1ページずつ読んで私が恥ずかしくて閉じてしまったセックスの解説のところで娘が
「これかっこいいね!」といったんです
赤ちゃんができる仕組みを知ってそうやってとらえてくれたのは母として本当にうれしくて、ひとりで悩んでいた自分がちょっと恥ずかしくなってしまいました
でも、これもきっと彼女が「知りたい」と思った瞬間がたまたまこのタイミングだったのかもしれないなとも思いました
性教育のスタート時期は「その子が知りたい!」と思ったとき
最終的にわかったのは年齢や性別や家庭環境で性教育のスタートや内容を決めるのではなくその子が「今知りたい!」と思ったタイミングでしっかりとした知識を大人が提供できるかがとても重要で
そのために学校・親・専門家様々な大人がいつでも教えてあげられるような環境を作ってあげることができたら最高だなと思いました
令和になって多様性も受け入れていこうという世の中になっているので、この辺で親の意識改革は絶対に必要だと思いましたし、子供たちを守るのは結局子供たち自身だったりするので、その道筋をちゃんと作ってあげたいです
参考文献
本ページはプロモーションが含まれています
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?