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ポリティカルコレクトネスが広がり、世界は「Cawaii」で埋め尽くされるのではないか

長文ファンの皆様おはようございます。

バチカンが新しいアニメ的なキャラクターを採用したニュースが流れています。私はこれから世界で「Cawaiiかわいい」が主流になっていくと考えています。

今世界中で激しい正義のぶつかり合いが起きています。立場が違えば見方も違いますし、価値観が違えば正義も違います。

米国大統領選挙では、共和党員の19%と民主党員の12%が選挙で負けた場合、その結果を認めないと答えています。またほんの一言で立場を追われるキャンセルカルチャーも広まりました。誰もが本当に思っていることと、社会的に許容されることのバランスを取ろうと神経を使っています。

ポリティカルコレクトネスを追求しきるなら、違う主張同士が徹底的にぶつかり合うか、一つの正義で全体を染めるまでは止まないことになります。では、これを避ける方法はないのか。

日本人はネオテニー的(幼児的)だと言われることがあります。しかし、これは客観的にみてみると「戦略的無垢」だとも考えられます。何も主張せずただ可愛がられることで正義のぶつかり合いを逃れることができます。無垢さ幼さはは攻撃にはめっぽう弱いですが、防御にはめっぽう強いです。

私はぶつかり合いに疲れ切ると、世界の人々が「Cawaii」に行き着くのではないかと勝手に考えています。アジア人比率はどの国でも増えています。マッチョでマチュアな楽曲が多いアメリカで、チャーミングなブルーノマーズや背の小さいアリアナグランデが人気なのも一つの流れというのは乱暴でしょうか。Cawaiiはアジア的でもあります。

今「Cawaii」の分析に大変興味を持っています。

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Dai Tamesue(為末大)
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