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暇暇暇暇暇日記「デス・ストランディングは最高のソーシャル・ディスタンス体験である」

コロナ禍の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

「3密」を避けるような対策に追われている人も多いでしょう。テレビのバラエティでは出演者がそれぞれ距離を取り、コンサートやスポーツでは観客がキャパシティの数分の一しか入れません。

メイドカフェや動物ふれあいカフェですら距離を取る対策がなされ、人々は「ふれあいとは何か」という哲学的問いに直面せざるを得ない状況です。果たして直接会う会議に意味はあるのか、オムライスにケチャップでハートを書いてもらう行為には意味はあるのか。

そんな中、新型コロナが流行る数か月前から「3密」を徹底的に避けているゲーム作品があります。それが『DEATH STRANDING』(デス・ストランディングです。​

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『DEATH STRANDING』とは?
『メタルギアソリッド』シリーズを手掛けた小島秀夫が新たに開発したPS4用ゲーム。プレイヤーは主人公であるサムを操作し、荷物を目的地に配送しつつ、行く先々で次世代通信インフラ「カイラル通信」を繋いでいく。最終的に北米大陸を横断し、カイラル通信で全米をつなぐ事が目的となる。(Wikipedia より)

要するに、崩壊した世界で物資を運んだり、カイラル通信と呼ばれるめっちゃ便利なインターネット回線みたいなやつを繋いだり、幽霊的な奴やテロリストなどと戦ったりして1人で頑張ってアメリカを復活させる、といった内容です。

では、具体的にどのような点で3密を回避しているのでしょうか。


1.密閉

デス・ストランディングの世界はオープンワールドとなっており、まるで現実世界のようにどこまでも歩いていくことができます。荷物を運ぶゲームのため、主人公はほとんど屋外にいることになります。これほど開かれている空間はなかなかないでしょう。

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2.密集

ゲームの主人公サムは、基本的に一人で荷物を運びます。寂しそうですが、彼は便利な特殊体質(死んでも蘇る)があるので彼にしか頼めないのです。広大な(崩壊した)アメリカ大陸の荒野に一人でいるので、この時点で日本にいる誰よりも密集していないでしょう。

また、荷物を運ぶ道中はほとんど誰とも会いません。人がいるとしても、ミュールと呼ばれる防護服を着ている人たちので感染対策は完璧です。(下の図の右側の人たち)

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ただし、一時的に密集することもあります。それは、「BT」と呼ばれる幽霊のような存在に捕まった時です。

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今のところ幽霊にウイルスが感染したという事例は報告されていないため、大丈夫だと思われます。さらなる研究が必要でしょう。


3.密接

しかし、荷物の届け先では人と会うのではないか?と思われる方もいるでしょう。安心してください。出会う人はほとんどホログラムです。荷物の受け取りも機械で全自動です。最近話題のWEB会議システムなど目じゃありません。

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別にここは普通の画面でも良いのでは?と思わなくもない。


まとめ

このように、『デス・ストランディング』では3密を避けた様々な感染症対策がなされています。飲食店経営者やイベント主催者、政府関係者の方々は参考にしてみてはいかがでしょうか。


※本記事で使用した画像は公式ホームページから引用しました。

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