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世界美異識紀行 MACBA バルセロナ現代美術館で観た もの喰う芸術
人間生きている限り縁を切れないモノ、
それは・・食べること。
口から食べれなくなっても
生きていく方法はあるけど、それはかなり
イレギュラーな事態。
私のようなミスフィット
(社会不適応者)だろうが
どこぞの偉い人だろうがそのへんは平等。
MACBAでやっていたもうひとつの展示、
MIRALDA MADEINUSA
コレはまさに食べるという行為への
批評性を極めたアートだった。
バルセロナ現代美術館は攻めてるなあ。
異常なハイセンス。
牛さんのオブジェ
牛は大切な家畜であり食べ物だ。
私は肉はあんまり食べないが、それは
ベジタリアニズムからでも
アニマルライツからでもなく
胃がもたれるから、それだけ・・
今回の旅行では連日肉を食べていたため、
後半はややしんどかった。
彩色されたパンがずらりと!!
アントニ・ミラルダは
バルセロナ出身のアーティストで
"エディブル・アート"
食べられる芸術・・を
追求してきているのだという。
今回は大規模な回顧展なんだそうだ
カビた食事、各国の国歌とともに展示されている。
ケース内、コバエのたかりがすごくて
近づいたら咳が止まらなくなり撤退
芸術というのは有無をいわせず体内に侵入してくる・・そんなメタファーかもしれない
かわいい。ユーモラスでフェティッシュだ。
夢に見たことある、こんなの。
現実と夢想の錬金術、それが芸術家の仕事
アナーキーだなあ
日本でも紹介されたみたいだ
呪術的でもあり、科学的でもあり・・
干物アート
ミュージアムショップで本を購入。
英語、スペイン語、カタルーニャ語と3タイプあり。
5000円くらいだったけど いいよね。
こういう買い物は躊躇しない!
この缶詰は何なんだったんだろう?
さよならバルセロナ!
空港へ向かうバスの中から撮影。
カタルーニャ広場から発着する
エアポートバスは数分おきに
ガンガン来るので乗り損ねる心配は無用だ
(私と食べ物)
バルセロナのカルフールで買った
スペインの酪農で有名らしい
ソリアという地域のバターと
アイルランド産の発酵バター
ネットで得た情報通りに
ラップして冷えピタ貼って新聞紙にくるんで
ジップロックに入れ保冷バッグにしまい・・
という作業を必死コイて
ホステルのロビーでやってたら、
隣でくつろいでたおっさんが
物凄く訝しげな表情で
こちらを見てきたから
余った冷えピタをあげた。
万全のくふうのおかげで
無事持って帰ってこれました。
帰路移動中はとにかくこいつらが気がかりで
成田でバッグが出てくるなり、
すぐに開けてチェックしちゃったよ。