コストコエグゼクティブメンバーシップはえぐい

数日前にコスコ（日本だとコストコ）へ野菜を買いに行って、なぜか空気清浄機を買って帰ってきました。いや野菜もちゃんと買いましたけどね。

今回買った空気清浄機は、Amazonで見たら定価は249ドル、Amazonセール価格で150ドルだったからコスコの99ドルは確かに安い。今年は花粉症がひどいから買おうかなと思っていたし。

少し前のある日コスコで買い物をしていたら、店員さんというかセールスの人に声をかけられ、購入履歴を見て「これだけ買い物してるならエグゼクティブメンバーになった方がいいですよ！」と言われ、なんとなくそのままホイホイとアップグレードしてしまったのです。

エグゼクティブの何が普通のメンバーシップと違うかというと、購入金額の2パーセントがキャッシュバックとして戻ってくるところ。そのかわり、普通のメンバーシップが年60ドルなのに対してエグゼクティブは120ドル。

つまり差額の60ドル分の元を取ろうと思うと年に3000ドル以上買い物をしないといけない計算になるわけですが、ぶっちゃけ月に300ドル以上普通に使っているから元は取れると思うのです。

しかし、この「だったら何を買うんでもコスコで買っちゃおうかな」というインセンティブの力はすごい。今や我が家ではパンも野菜もお菓子もアルコールもトイレットペーパーも全部コスコでの購入となりました。

どっちみち買うものだし、クレジットカードのキャッシュバックでさらに2パーセントだし、今は家から5分のところにコスコがあるから、もうコスコで買い物しない理由が見つからない。この囲い込み戦略はすごいなと客としても思います。

日本でコスコへ行ったときは、カークランドブランド（コスコの自社ブランド）の値段を見ても安いと思わなかったんですけど、為替の関係もあって、たぶん日本の値段基準で言うとそれほど安くは感じないと思う。日本に住んでいたら日本のプロダクトの方が安くて高品質。

要はアメリカにおける他社サービスに比べてちょうどいいところに位置しているのがコスコ、ということになるのかもしれません。いやでもけっこう課金してますよ。それで買ってきたもの全部ガンガン使ってます。コスコ、アイラブユー！