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今日は悲しいことがあったよ

今日は配達に行って嫌な気持ちになることがありました。

配達を受けるときは事前に店からどれくらいの距離の場所か、配達にどれくらいの時間がかかるのかくらいは大体把握してから受けているのですが、我が家から半径25~30マイルくらいの複数の町に配達へ行くし、ぱっと住所だけを見てこの家はこういうエリアにあるというのがわかるほどはまだ配達エリアを知り尽くしているわけではありません。何年もやればわかるんだろうけどねぇ。

しかし今日、店で買い物を終えて運転していって、マップに入力したとおりの配達先の近所へやってきたときに「うわぁこのエリアはちょっと治安が悪いところだ!」というのが雰囲気でわかりました。

しかしもう買い物はしてあるし、あとは届けるだけだしと思って配達先のアパートを探し、ここだ!という家を見つけたところで中から人が出てきました。

「配達でーす」と声をかけて商品を渡すと、彼女は商品の入った袋をひったくるようにつかみ、扉の向こうへ消えてしまいました。ありがとうね、もHave a good dayもなし。びっくりして顔が引きつってしまった。

なんというか、低収入なのはわかるけど(アメリカでは治安と収入は比例している)、デリバリーサービスを頼む余裕はあるわけですよね。赤の他人に店へ行って買い物してもらって、店から15分以上かけて届けてもらって、ありがとうの一言もなしはひどくないですか?

ネットの掲示板で配達員に対して見下したような態度をとる人がいるんだという話は聞いていたけど、本当にいるんだ!って思ってびっくりしました。

こういう人がチップをくれることはまずないです。配達料を(会社から)もらっているから(お客さんからの)チップがなくても文句は言わないけど、だからといって使用人のような扱いを受けるのはあなたそれは違うでしょうと思います。

日本でウーバーイーツをやっている人もこういう扱いを受けたことがあると読んだことがあるし、きっとどこにでもあることなのかもしれません。なんか悲しいな。

向こうは届けてもらって当たり前だと思ってるかもしれないけど、そういうことばっかりやってると配達員の間でブラックリストに載せられて誰も配達を受けてくれなくなるんだかんね!

たまにアプリで何時間も配達の受け手がないまま放置されている案件がありますが、おそらくこういうひどいお客さんなのではないかと。わたしもさっそくマップにマークしました。ここんちには二度と配達行かない!

サービス業の人を馬鹿にしたり見下したりするひとは、その人たちがいないと今自分が享受しているサービスは受けられなくなるんだということをきっとわかっていないのでしょう。

だってさ、スーパーに食べ物が並ぶのだってトイレットペーパーが買えるのだって、電気が使えたり水道が使えたり、ゴミを出せたりするのだってぜーんぶそれを可能にするために働いてくれている誰かがいるからなんだぜ。

今まで300件配達をやってこういうお客さんがひとりもいなかったのがむしろ幸運だったのかもしれませんね。あまり引きずってもしょうがないので気持ちを切り替えていきたいと思います。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!