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手間と食べたい気持ちのせめぎあい

今日は週末なので冷蔵庫の整理と作り置きをやりました。

我が家はよく(夫が)フルーツが食べたくなって買ってくるものの、いつまでも食べられずに放置されていることが多く、夫に「ねえ買ったやつ早く食べないと悪くなるよ」とせかして片付けてもらうことが多いのですが、最近になって、フルーツはわたしがカットして冷蔵庫に入れておけば一瞬でなくなることが判明したのです。

オレンジでもスイカでもなんでも、皮をむいてひと口大に切ってタッパーに入れておくだけでいい。そうか、皮をむくのが面倒で食べてなかっただけなんだな。でも本人は食べたくて買ったわけだから、すぐに食べられる状態になっていたら食べてくれるというわけ。

ねえ、子供なん?むいてくれないと食べないってどういうわけなん?

と思うけれど、わたしも若い頃どんな機会があってもカニを食べませんでした。なぜならカニの身をむいて殻から出すという行為がめんどくさすぎたせいです(笑)カニの足は細くて長いじゃないですか。あれを出すのがもう嫌いで嫌いで。

でもたとえば実家とかで誰かがむいてくれたものはありがたく食べていたのよね。味が嫌いなわけではないのだ。今はベジタリアンだからカニ、食べないけど。

こういうのって、要は自分がかける手間と食べたい欲のどちらが勝つかということなのだろうと思う。同じ論理でわたしはみかんを食べない。むくのがめんどくさいからだ!

などと言いつつ、今はこうやって誰かのためにフルーツをカットしておいてあげるようになったのだから人生というのは面白いものであります。

これはひとえに、早く食べないと悪くなっちゃってもったいないからというのと、いつまでも場所を取るから気になるというのがあります。カットするめんどくささと、食材を無駄にする罪悪感を天秤にかけて後者が勝つというパターンだな。

でもさぁ、カットしたスイカはひとパック6ドルくらいするけど家でカットしたら同じ量が1ドルくらいやからね。この場合は原価と労働力を天秤にかけた結果ともいえよう。

ちなみに自分が食べたくて苺を買ってきた場合は、喜んでいそいそとヘタを取って食べます。そのひと手間が惜しいと思わないものだけを食べるようにするのが、人生においての秘訣なのではないかと思う今日この頃。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!