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仕事が嫌いじゃないってけっこう大事

今日仕事(買い物代行)で店へ行って、セルフレジで精算をしていたら、レジ番のおばちゃんに「ねえあなた、仕事楽しい?(Hey sweetie, do you enjoy what you do?)」といきなり訊かれました。

日本語にすると「仕事楽しくないんじゃないか」みたいに聞こえますが、英語のニュアンスだともっと「ねえ、あなたの仕事ってどんな感じ?楽しいの?」的な感じかもしれない。

「はあー、そうですねぇ、嫌いではないですねぇ」と言ったら「だってあなた毎日店に来てるじゃない?きっと好きなんだろうなって思ったのよ!」と言うので「いやぁでもあなたも毎日レジにいますよね、ハハハ」と返事しておきました。

「わたしはねぇ、もうターゲットで24年も働いているのよ!」と彼女が言うから「じゃあそろそろリタイアですか?」と訊くと「ううん、401K(退職口座に入っているお金)だけじゃ足りないから!他にリタイアした人もみーんなまた仕事しに戻ってくるのよ」とのこと。

アメリカは物価も高いから、そういうひとはたぶんけっこう多いのだと思います。

しかしこの「ねえ、あなたの仕事面白いの?」という質問をされることは一度や二度ではなく、ターゲットの店員さんにしょっちゅう訊かれています。みんな「君は毎日仕事に来ているから」って言うんだけど、わたし1日に5時間くらいしか仕事してないし、土日は休むし、なんなら平日でも休む時あるんだけどなぁ。

要はそれだけこの仕事を年単位で続けてやっている人が少ないということなのかもしれない。でも何でもやめないで続けている人を見ると「もしかして楽しいのかな?」って思うかもね。

最近はこの質問をされると「生活費を稼がなきゃいけないからね!(Gotta pay the bills!)」と返事するようにしています。そうするとみんな「そうよねぇ」と言ってくれる。このご時世に仕事があるだけありがたいのだ。

今の仕事は嫌いではないし、たぶんけっこう向いていると思います。毎月の生活費の足しになるし、何よりスケジュールがフレキシブルなのがいい。ただ、買い物が嫌いな人には向いてない。運転が嫌いな人にもお勧めしない。店のおばちゃんにも「わたしには無理だわぁ」って言われた。

逆にわたしには接客は向いてないです。できないこともないけどストレスがたまりそう。店のおばちゃんはみんなにも声をかけて、いつもガハハと笑っているからすごく向いていると思う。

みんな向いていることをそれなりにやって、毎月の生活費が払えればいいのかな。でも仕事が「嫌いじゃない」って大事だよね。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!