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なんのために税金を払っているのか

今日はちょっと愚痴っぽいのでそういうのが苦手な方は明日また遊びに来てくださいねー!

さて今日仕事(買い物代行)で配達に行った先が、いわゆる「低所得者用住宅」というやつでした。英語でいうとproject、subsidized housingというところかな。

住所だけ見たらアパートかな、と思ったのでそのまま配達を受けてしまったのね。注文内容はパンとかチーズとかハムとかミルクとかの食材が100ドル以上。

それで配達に行ったら、なんかマリワナの匂いもすごいし、昼間からトロンとした目でハイになっている人、所在なさげにタバコを吸っている人、いろんな人がいてちょっと「うぅっ」ってなってしまいました。

あの、日本はこういうのどうか知らないけど(すいません不勉強で)、カリフォルニアではこういう住宅は州の税金から出ていて、そのお客さんが頼んだ食品もたぶんフードスタンプなんです。

わたしはフードスタンプを使う人を下に見るつもりは一ミリもない。人には人の事情があり、全ての人には等しく食べ物を得る権利がある。困ってる人はじゃんじゃん制度を使えばいい。そのための制度だ。

だがしかし、わたしが玄関まで配達したのと入れ替わりに、違うスーパーの袋を持ったもうひとりの女性が同じようにそのアパートへ配達へ行ったのを見てしまったのでした。

わたしも、その配達の女性も、上がり続ける税金や値上がりし続けるあれこれと戦うために頑張ってこうやって働いているのだ。でも、このお客さんは税金で住む場所を賄ってもらって、生活保護で生活費が出て、フードスタンプで食品を頼んで家まで届けてもらえるんだよなぁ。それ、彼らには無料なんだよなぁ。

人様の事情はわからない。もしかしたら家からも出られない身体なのかもしれない。配達してもらうしか食品を手に入れる方法がないのかもしれない。

でももし違ったら、と思うとなんかやりきれない気持ちになって、今日はそのまま仕事を切り上げて家に戻ってきたのでありました。

あんまりこういうことを思ったり言ったりしたくないけど、もし違うんだったら本当にいいご身分だよなぁ、このために俺ら税金払ってんのかよ。ってちょっと思っちゃった。ごめんなさい。

だって向こうは昼間からマリワナ吸っていい気分になって、働かなくてもタダで住むところがあって、タダで食材まで届けてもらって、何なん?って思ってしまったのよ。その人が頼んだ食材、今日のわたしの一日分のお給金以上よ。

わたしはその配達分のお給料をもらっているから、ちゃんとお仕事はやるけど、そうやって稼いだお金を使って自分ちの食べ物も買っているけど、なんだかなぁ・・・。と、思ったところで答えが出るわけではないのです。

こういうことはたまにあって、スーパーで目の前で山のようにジャンクフードをフードスタンプを使って買う人を見たこともあるし、フードスタンプでレッドブルを買う人を見たこともあります。いいなぁ、税金で買ってもらえるレッドブルはきっと美味しいやろうね。

(遠い目)

こういうのって、不正受給と本当に困っている人との違いがわからないのが問題なのではないかと思います。本当に必要としている人に届くなら、税金だってなんだって喜んで払うんだけど。

自分たちは自分たちの生活をちゃんとやるしかない。元気で働けることをありがたいと思おう。腐らないで、明日も頑張って働きます。押忍。

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Daisy Barber
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