占い師の独り言

占い鑑定師としてデビューしたのは20年前。
自分が占い師になるなんて、想像もしていなかった未来。
未来は「今」の心持ちで変わるのか。
将来の夢や希望がハッキリしている人はそれに向かって頑張ることができるけど、そんな人ばかりじゃない。

せっかくの初投稿、自己紹介させていただきます⭐︎
三重県伊勢市、そう伊勢神宮のお膝元に生まれ、私自身、育った家庭環境は悪かったと思っているし、今も親とは絶縁状態。夢や希望を持つというよりは、早く働ける年になって、やりたい事は自分で叶えなきゃ！と自立心だけは育ちました。
ただ、祖父母はとても心清らかな美しい波動の持ち主で、芸術の美しさや楽しみ方、情緒を教えてくれた事に感謝しています。

子供の頃大人の会話から、その先のビジョンが視え、それを口に出しては母に叱られる。不思議体験も信じてもらえない。
でも私は自分を信じていました。
これはもしや、本で読んだりする、特殊能力ではないのかな？
これはむやみに他人に話すと気持ち悪がられるかも。と防衛心。
そして就職を機に大阪在住一人暮らし。
3年間営業職を本当に一生懸命やりました。
成績はトップ2年持続！自分のために。
そして手に職を就けたい、そんな気持ちでエステティシャンに転職。
その頃から。コースで通ってくれるお客様がプライベートのお悩みを私に打ち明ける。
私ときたら、人の話をいい加減に聞けない性格で、聞き流すことができないため、毎回真剣に聞き、私なりに真剣にお返事したり、一緒に悩んだり考えたり、その方のお幸せになる未来を、自分ならどうするか？この人の思いは？そして状況は？と毎日何人もの方と本気で向き合っているうちに、「きっと彼はこう思ってるんじゃないですか？」「上司の方はあなたの出世、推してくれてますね」なんて、具体的なビジョンが言葉や景色、感覚で出てくるようになって、お客様から「占い師みたいやーん！」と言われるようになりました。
「ありがとうございます」と言いつつも心の中では「これって喜ばれることなのか？」と自覚無し。
そうして5、6年が過ぎた頃、私も占いに行ったんです。向かいに座るなり「あなた、随分修行したの？そろそろ人のために能力発揮しなさいよ。平和のために人を幸せにするのがあなたの使命」と言われ、え？私が？そんなわけないって！
言われた事はなんかいい事みたいな気がして嫌な気はしなかったけど、信じられるかどうかとはちょっと考えさせられる、、。
それからというもの、なぜかあちらこちらでその手の「視える人」に遭遇しては、「あら？占い師そん？」「高いアンテナ持ってるねぇ」と言われながらも他人事のようにしか感じられなかったある日、整体の先生が「おや？太陽の神様が後押ししてるよ、人々の役に立つお仕事しないといけないねぇ、まずは占い師の応募してみたら」と言う。
太陽の神様って天照大神様？伊勢神宮？
その晩は夢にまでお告げのように「占いの仕事」って。
それがきっかけとなり、20年前の人気ファッション雑誌の後ろの方に当時は電話占いの広告がたくさんありました。その中から「ピン」ときた事務所に電話→2時間後に模擬鑑定試験→模擬試験2回目→合格！とあっちゅう間にデビューが決まってしまいました！
ありがたい事に好評いただき、雑誌にも何社か掲載いただきました。
カードリーディングはそれから。
最初は対面鑑定の方が、退屈せずわかりやすく、夢や希望が湧くように、と、カードと霊感のリンクをめちゃくちゃ回数重ね、今ではより細かく深く読み解くためのパートナーとなりました。
エステティシャンとして美容業界でも活躍してきた30年。占い師というもうひとつの顔を持ちながらもキャリアを積み、頑張ってきた。
そして今年、ちょっと遠方まで神社巡りの旅行から戻った時「日本をもっと元気にしなくちゃいけない」この言葉が出てきて頭から消えない。
恋愛、婚活、人間関係、ビジネスに悩む人々は多い。ひとりひとりがもっと幸せで愛に溢れていれば、もっと人に優しく日本は元気になっていく、、、。
そういう思いに辿り着き、二週間後会社を辞め、
占い師に専念しています。

子供の頃、昭和の田舎育ちで、自分がなりたい職業もイメージが無く、とにかくは清らかな心で親から離れて自立したい。
それしかなかった私が、占い師として人々のお幸せの役に立てるようになるとは、まさに想像もしていなかった未来。
私が勝手に思うのは、その時その時、与えられた事、選んだ事を燃え尽きるほど一生懸命に向き合うと、次の扉や方向が出現してくるのではないか、と思う。
なんとなく、とかぼんやり、だとそれは見逃すのではないか。無駄な事と思う事にも意味があると気がつくのは後からの事。
起こること全て毎日を大切に、感謝の気持ちを忘れずに。
思いがけない未来の幸運はみなさんに訪れるでしょう。

#想像していなかった未来 #占い師 #開運