道楽者でいこう!〜お盆、受け継いだ遺伝子に感謝〜。
以前の投稿で、父から
「絵描きなんて道楽者がやることだ!」
と怒られて夢を諦めた話をしました。
道を楽しむ、と書いて道楽。
若い頃、私がよく行っていた沖縄の離島に、家族で旅行したことがありました。
島の友人たちに
「あなたのお父さん、本当に楽しい人ね」
と言われて、驚いたことを覚えています。
父は、頑固で短気でわがままな人。私はずっとそう信じていましたから。
でも、それは、たくさんの才能と可能性を持ちながら、農家の長男という役割のために、全ての夢を諦めるしかなかった、父の運命がそうさせていただけ。
本当の父は、明るいエネルギーに満ちた、無邪気で愉快な人だったのかもしれません。
道楽者という言葉を聞いた時、私は絵描きさんになりたいと言った自分を恥じました。
『楽しむ』ことに、もともと罪悪感を持っていたのだと思います。
生まれてから身につけた価値観かもしれません。もしかしたら、握りしめて生まれてきものかもしれません。
たくさんのご先祖さまたちが、家族のため、家のため、土地のため、国のために、自分を犠牲にして生きてきました。
やりたい仕事、行きたい場所、叶えたい想いがあっても、諦めるしかなかった。
自分だけが楽しんではいけない。
自分だけ幸せになっていいはずがない
私は自由に生きる!
そう思って勇敢にここまで戦ってきたつもりでしたが、私の心の奥にも、いつもこの思いがありました。
私の戦いは、自分との戦いだったんですね。
現在、やっと心のままに楽しむことを許される時代がきました。
道楽者の時代です!🤣🤣🤣
父から引き継いだ、私の道楽者遺伝子😍!
これからは全開でいこうと決めました🙆♀️。
お父さん、ご先祖さま方、いつもありがとうございます。
これからも、どうぞお見守りくださいm(_ _)m。
✴︎若き日の父と叔父、父の大好きだったアーモンドチョコを供えてみた。