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曲げわっぱ実際のところ

最近ちまたで流行りの曲げわっぱ、周りでも使ってみたいという人は多いのですが、汁もれが心配とか、メンテナンスが難しそうとか、キレイに詰められるのかとか、色々聞かれることがありました。その方々向けに、4年くらい使ってみて実際のところどうなのかってところを書いてみました。今後曲げわっぱについて聞かれたら「この記事見てみて!」って言えるような記事にするのが目的です。(ので、適宜更新するかも知れません)

■曲げわっぱ選び

私は柴田慶喜商店さんの白木弁当箱一択です。内側をウレタン加工してある方が油や汁気が染みにくいというのはあるのですが、曲げわっぱの特性も半減してしまうかなと思い、白木のものにしています。最近の曲げわっぱブームの影響か在庫がないのが多数で、注文してから半年以上待つこともざらです。とりあえず注文して気長に待つのが良いです。忘れた頃に納品連絡がきます。

曲げわっぱの形は、最初は会社用のカバンに入れやすい「長手弁当箱」にしました。長手弁当箱は浅めなので、おかずが詰めやすいのもオススメポイントです。ただやはり「ザ・曲げわっぱ」という風情の小判型も欲しくなり、その後で手のひら弁当箱も購入しています。

■おかずの詰め方

まず私は弁当のおかず同士の味が混ざるのやご飯におかずの味が染み込むのをあまり気にしません。むしろ「弁当の醍醐味」くらいに考えています。また私が曲げわっぱにはまるキッカケとなったあさこ食堂さんのブログにあった「食べ終わったあとに空っぽになる」詰め方を理想としています。

色々詰めていく中で感じたポイントは、おかずはご飯の上に乗っけてなんでも「丼」のように詰めることです。これで多少油っこいおかずも躊躇なく弁当に入れられるようになりましたし、多少おかずが心もとない日でもご飯で調整がしやすくなりました。あとは切干し大根とかキャロットラペとかどんなすき間にも入れやすい常備菜があると「おかずがぎゅっと詰まってる感」が出しやすいのでオススメです。

曲げわっぱにおかずの汁気が染みるのが嫌だという場合は、WAXペーパーなどを使った上手な詰め方を紹介している曲げわっぱな日々さんのサイトが参考になるかも知れません。写真がキレイなので眺めているだけでも曲げわっぱ弁当熱が刺激されます。

■メンテナンスのあれこれ

曲げわっぱのメンテナンス方法については、購入するとだいたいひと通りの説明が付いてくるのでまずは読んでみましょう。その内容も踏まえて以下の方法を参考にしてみてください。

洗い方は、まずしばらく水を張って汚れを浮かした後でクレンザーを付けてたわしでゴシゴシこすり、最後にクレンザーを水で流しておしまいです。粉のクレンザー+亀の子タワシにしようかと思いましたが、入手しやすいクリームクレンザー+IKEAで購入したタワシ風のブラシを使用しています。当初からその組み合わせで洗っていますが、今のところ特に問題は出ていません。

洗ったあとは水気を乾かします。表面上は一晩程度で乾きますが、染み込んだ水分が残っており黒ずみの原因となってしまうようなので一昼夜使って完全に乾かすようにしています。黒ずみについては柴田慶信商店さんのよくある質問のページにも記載がありましたのでご覧ください。

その他、洗って乾かしてもニオイが気になってきたら熱湯消毒してみています。どのくらい効果があるのかわかりませんが、一応ニオイは取れている気がします。中性洗剤は木を貼り付けている糊が剥がれてしまうので使用していません。

■さいごに

なんだかんだ書きましたが、自身の経験からすると「案ずるより産むが易し」なところが多かったので、とりあえず1つ買って実際に使ってみるのが一番だと思います。

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